ジブリの人気映画「ハウルの動く城」のトリビアを4つ書いてみた
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ原作の「ハウルの動く城」
今回はこのハウルの動く城を元にして作られたジブリ映画「ハウルの動く城」のトリビアをご紹介したいと思います。
■原作に無い戦争シーンがある理由
宮崎監督曰く「戦火の恋を描きたかったから」だそうです。
これによりハウルは黒い鳥だったりなんだったりに変身して…。実は変身し過ぎると人間に戻れなくなるらしいですね。恐ろしいです。
■ハウルの城が動く理由
荒れ地の魔女から逃げるため、サリバン先生から逃げるため、戦争を回避するためetc…主に逃げるために城は動いています。
それともう一つ。ハウルが心を奪い、かつ振った女の子たちから逃げるためでもあります。
さすがに女の子に手荒な真似はしません。逃げるが勝ち、ですね。
■カルシファー
火の悪魔カルシファー、コンロ代わりなカルシファー。彼は本当は「星の子」といわれるものです。
空から大地に落ちて消えゆく運命の星の子。そんな星の子を可哀相に思った幼い頃のハウルが、ひとつの星の子を拾い上げて飲みこむんです。
ハウルは力が欲しかったから消えゆく星の子に自分の心臓をあげて星の子の魔力を手に入れた。
星の子も、本能としては死んで当然なのに、なぜか生きてみたいと思った。
利害が一致して契約が結ばれ、ハウルは力を手に入れて心を失くし、カルシファーは延命を手に入れてハウルの城に縛られることになったのでした。
■戦争発端の理由
ハウルやサリマン先生が所属している国(以下自国)と他国が戦争をしています。
ある時、他国の王子が行方不明になりました。
他国は自国が王子をさらったと思い、王子を取り戻すため戦争をふっかけます。自国はそんなことは知らないと応戦しました。
実はそれは自国が仕組んだことで、戦争好きな王様に命じられ、サリマンが王子をカブ(カカシ)に変えてしまったのです。
王子がカブになったなんて知らない他国では当然行方不明扱いになります。
戦争をしていってソフィーとハウルが出会い、ハウルがなんだか変わっていくのを見てサリマンは「この馬鹿げた戦争を終わりにしましょう」と言ったのでしょう。
カブは最終的に元の姿に戻って国に帰り、戦争は終わりを告げるのでした。
いかがでしょうか?
ここでは主にジブリ映画のハウルの動く城についてあげましたが、原作も面白いので、読んだ事が無くて興味がある人は読むことをオススメします。
マルクルが青年でマイケルという名前だったり、ソフィーが三姉妹の長女だったり、サリマン先生が男性だったり、違いもいろいろあって読みがいがありますよ。
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