魔法少女なのにダーク!まどか☆マギカの人気の秘密



『魔法少女まどか☆マギカ』という作品を皆さんはご存知でしょうか?

2011年に放送され大人気となり、その後劇場作品として3作品が上映されました。

「魔法少女」と言うと、プリキュアのように小学生の女子をターゲットとした子供向けアニメを想像しますが、このまどか☆マギカは、深夜アニメとして放送されました。

つまり「子供向けアニメ」ではないのです。




―魔法少女なのにダーク

奇跡の力で願いを叶える代わりに『魔法少女』となり、人類の敵と戦う過酷な運命を背負った少女たちの物語というのが、簡単なあらすじです。

キャラクターデザインもとてもかわいらしく、タイトルやそのビジュアルからは、普通に子供向けの魔法少女物を連想させますが、

その内容はかなりハードなダークファンタジーで、悲惨な展開などが描かれている為、子供には見せられない深夜アニメとなっています。

当然ながらターゲットは大人なのですが、「魔法少女」だからと言って、大人の女性に人気があったという訳ではなく、主なファン層は大人の男性でした。


―先の読めない展開

この作品の人気の秘密として「先の読めない意外な展開」「次回予告でも内容を隠すほどの秘密主義」というものがあります。

先の読めない展開を視聴者に楽しんでもらうという方針で、放送前には徹底的に情報が伏せられたり、

次回予告でもイラストを背景に台詞を一言言うだけというものにしたり、放送中も雑誌やwebサイトで先の展開を明かさなかったりと、徹底されていました。




―今までになかった新しい魔法少女

作品中では、メインキャラクターである魔法少女たち一人一人の魅力を描いて、視聴者に興味を抱かせておきながら、メインキャラクターの死など残酷ながら予想に反する展開もありました。

また、主人公のまどかがなかなか魔法少女にならず、変身もしないという期待を裏切るような展開があるなど、

「魔法少女物」という視聴者の先入観を逆手に取った斬新な演出方法が取られました。

今までになかった新しい『魔法少女』

完全にターゲットを変えることで、ワンパターンになりがちなジャンルに一石を投じた形となったのです。

その過激で衝撃的な内容から、社会的批判を受ける事も有りましたが、ターゲット層には大変効果があり、熱狂的なファンを生むこととなりました。

また、第16回アニメーション神戸賞作品賞・テレビ部門、第15回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞など数々の賞も受賞しています。




ヒットを生み出す為には革新が必要である。

というのが商品ビジネス界で言われる事ではありますが、それはアニメの世界でも同じことになるのでしょうね。



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