もののけ姫考察 別の側面から見るもののけ姫



スタジオジブリの中でも異質な作品であるもののけ姫。
宮﨑駿監督が伝えたかった「 自然破壊 」が前面に出ている作品ですが、今回はあえて現実的な面からもののけ姫を考察したいと思います。

果たして、もののけ姫の世界を現実的に考えると、どういう世界が広がっているのでしょうか?




■ 地学的考察に基づくもののけ姫の舞台

もののけ姫の舞台は、ハッキリとは明言されていませんがモデルとなった場所は「 屋久島 」だということはハッキリしています。

しかし、あえてもう一歩、地学的な方向からアプローチを加えてみると面白いことが。風景をよく見ると中国地方によく見られる地質が見て取れるそうです。

さて、ここで疑問が浮かびます。
もののけ姫の舞台は出雲だと言われているのですが地質学的に考えると中国地方が良く似ている、しかしもののけ姫の時代の中国地方には朝廷があり、地理的にものすごく近いため、設定的に問題がでてしまいます。

また、オッコトヌシが「 海を渡ってきた 」という発言をしたことからそんなにも離れていないところに海があることを考えると、地学的なアプローチ的にはもののけ姫の舞台は四国にもあると言えるのかも?

実際に四国には今なお「 平家の落ち武者 」が語られており、四国という説も中々説得力があるような……。

架空の日本と考えると、至極どうでも良い話なのですが地質学的なことから考えると「 もののけ姫は他の日本の話 」ということが言えるのです。




■ たたら場を維持するには東京ドーム10個分の森が必要だった!?

自然豊かな森と、それを破壊する人間。
この構図こそがもののけ姫のテーマそのものですが、現実的に考えるとたたら場周辺はもっと荒れたハゲ山ばかりの土地になっていないとおかしいのだとか。

あれだけの人数の人間の食い扶持を維持することを考えると、最低でも東京ドーム10個分以上の森が必要だったという説があり、とてもじゃないけれどたたら場周辺があんなに緑豊かなはずが無いんだとか。

あまり深いところまで突っ込むと野暮なように思えますが、アニメの模写と現実は違うということは覚えておいて損はないのでは?




■おわりに

身も蓋もないことを言ってしまえば鉄鋼業というのは、何時の時代も欠かせないことであり、私たちの豊かな生活の影にはもものけ姫のようなたたら場の人たちの努力が必要なのです。

もちろん、現在は技術も進んだことで環境保全をするだけの余裕が私たち日本人にも生まれましたが、宮﨑駿監督が考えるような自然だけでは人間が生きていけないのも、また真実なのです。


アニメに影響されて自然を守ることも良いことですが、現実との兼ね合いも考えることが大事というお話でした。
 

あわせて読みたい


【スポンサーリンク】