意地悪でイヤミなだけじゃない?スネ夫の秘密に迫ってみた
漫画「ドラえもん」のキャラクターの中でも、あまり好感度が高くないキャラクターと言えば、スネ夫ですね。
ジャイアンほど男気があるわけでもなく、しずかちゃんほどやさしいというわけではありません。
のび太のように憎めないキャラクターでもないのですが、そんなスネ夫を思わず愛したくなるようなトリビアがあるのです。
■スネ夫のうた
「ジャイアンのうた」といえば、「おれはジャイアンガキ大将 天下無敵の男だぜ」と言う歌い出しから始まる歌ですよね。
ジャイアンリサイタルでも披露されることが多く、あまりの歌声に観客は卒倒してしまいます。
さて、ジャイアンの歌は比較的有名ですが、「スネ夫のうた」があるのはあまり知られていません。
歌詞はどのようなものかと言うと、こんな感じです。
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「スネちゃいけない 僕たち子供
スネ出して あごひいて 胸はっていけば
学校は僕らの 天国さ
(だけどネ・・・)
先生のえがおは ちょっと不気味
しずかちゃんのやさしさ しぬほどつらい」
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というような、かなり後ろ向きな歌となっているのです。
しかもこの歌の作詞は、かつてスネ夫の声を担当していた肝付兼太さん。
こんな歌をテーマに持つスネ夫、何だか同情してしまいます。
■スネ夫には弟がいた
スネ夫というと、母親から「すねちゃま」と溺愛されている典型的な一人っ子、と言うイメージがありますよね。
しかし実はそれは間違いで、スネ夫には弟がいたのです。
その名前はスネツグ。
初期のドラえもんではスネツグがスネ夫と一緒に遊ぶ姿が描かれていましたが、そのうちか描かれなくなってしまいました。
実は、ニューヨークのおじさんに養子にもらわれていったのです。
ちなみに、ニューヨークから一時帰国したときには、スネ夫のことを理想の兄として尊敬をしており、そのギャップにスネ夫は困ってしまいます。
■おわりに
いかがでしたでしょうか。
意地悪でイヤミに見えるスネ夫ですが、スネ夫の歌には彼が抱える心の闇を垣間見ることが出来ます。
また、スネツグの存在は、立派な兄として振舞おうとするスネ夫のがんばりも感じることが出来ますね。
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