実は黒歴史だった!?ディズニー名作「ファンタジア」の4つのびっくりトリビア



ファンタジアは、ディズニーが3番目に作った戦前の長編アニメーションであり、特に魔法使いの弟子役のミッキーは、ディズニーランドのホテル内のモニュメントにもなっているほど、有名です。

そんなディズニーが本気になりすぎた、本作のトリビアを紹介しましょう。




■公開当時はPV扱い!

ファンタジアが劇場公開された際、カテゴリは映画でもアニメでもなく「音楽」扱いでした。

劇中に台詞が一切無くクラシック音楽をBGMに映像が流される方式は、現在のプロモーションビデオのそれそのものですので、公開当時はアニメ映画扱いされなかったのでしょう。

ちなみに公開当時は採算がとれず、評価も悪いと言う「黒歴史」状態で、まさにディズニーやっちまったなぁ・・・的な雰囲気が一般的な、普通の評価でした。

製作費が回収できたのはウォルト・ディズニー氏が亡くなった3年後だったそうで、早すぎた名作と言えるでしょう。


■日本アニメへの影響

公開当時は失敗作のレッテルを貼られていた不遇のファンタジアでしたが、実は意外なところで意外な人たちが本作を評価しています。

それは、本作公開から1年後に敵対し戦争を繰り広げていた日本軍です。

アメリカの植民地だったフィリピンを日本軍が支配下に置いた際、多くのアメリカ映画に触れることになり、ファンタジアもその一つだったそうです。

本作を見た日本軍の衝撃は凄まじかったようで、数年後に本作に影響を受けた国策アニメを製作するなど、ある意味で日本のアニメに深い影響を与えたと言われています。




■BGMは全てアレンジされている

多くの音源を、著作権が切れていた(または存在してなかった)クラシックとしているので、ファンタジア本編の劇中音楽は本作専用にアレンジされたものが多く、原曲ではありません。

そのため、本作に流れる音楽でクラシックを語ってしまうとニワカ扱いされるので注意しましょう。

特に、ミッキーの魔法使いコスチュームが有名な「魔法使いの弟子」は、もはや原曲よりも本作のアレンジ版の方が知名度があると言う本末転倒ぶりですので、その辺りは特に注意が必要です。


■ゲーム版は、もはやホラー?

一般的に大人になってから本作ファンタジアの素晴らしさに気付く人が多く、本作は子供には嫌われています。

特に日本の場合、1991年に発売された同名のゲームを通じて本作を知った30代の方もいることでしょう。

このゲーム、セガのメガドライブという機種で発売されたのですが、初期の音源環境とグラフィックの悪さから、ホラーゲームのような雰囲気を醸し出しています。

ちなみにこのゲームを作った会社は、米国でのゲーム市場の崩壊を招いた「アタリショック」の根源であるアタリ社の親会社です。




■おわりに

生前、ウォルト・ディズニー氏はヒット作を次々と生み出す度に、自ら作りだしたミッキーの活躍が狭まることに危機感を覚え、本作を構想したと言われています。

現在ミッキーは立派にディズニーの看板スターとなっていますので、ディズニー氏の懸念は杞憂に終わったようですね。
 

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