アニメ戦国時代の発端!?「アラジン」の4つの意外トリビア



アラジンは、主題歌が唯一全米ヒットチャートで1位をとったことがあるほど、歌に力を入れたディズニー作品です。

アラビアンナイトの世界観に魔法のランプを融合させたオリジナル作品ですが、そんな異国情緒たっぷりのアラジンのトリビアを、原典関連も含めて紹介しましょう。




■アラジンは原典では中国人

意外に思うかもしれませんが、アラジンが登場する「アラジンと魔法のランプ」は中国を舞台にしたお話でアラビアンナイトとは全くの無関係な作品であり、アラジンは中国人です。

しかもディズニー版のアラジンは、「アリババと40人の盗賊」の盗賊団の団長の息子というオリジナルナル設定がありますが、このお話もアラビアンナイトとは関係のない話なのだそうです。

ちなみに、ディズニー版のアラジンの造詣モデルは俳優のトム・クルーズと言われています。

ドヤ顔した時の顔のアングルがソックリですね。


■幻となってしまった羽賀研二版

今日のアラジンはポケモンのコジロウの声を担当する声優が演じていますが、この声優の前任者のバージョンの方が遥かに素晴らしいという評判が大勢を占めています。

実は最初にアラジンの声を担当したのはタレントの羽賀研二さんでしたが、事件を起こして逮捕され、以降のアラジンシリーズの続編では後任の声優さんに差し替わり、現在流通する全てのアラジン関連の媒体では羽賀版は封印作品となっています。

しかしながら、羽賀さんの演技はアラジンのキャラにピッタリで、現在でも羽賀版を惜しむ人が後を絶たないそうです。




■伝説の劇中歌一発録り

物語の中盤にランプの封印を破って登場するジーニーですが、登場からすぐ歌う劇中歌、実は日本版ではジーニーの担当声優の一発録りだそうです。

本家の米国版では、ジーニーの声は最近お亡くなりになった俳優のロビン・ウィリアムズさんが演じていましたが、日本版では『七色の声を持つ男』ことディズニー作品の常連である山寺宏一さんが演じています。

何でも、諸事情で劇中歌の収録に時間がかけられなかったため一発録りだったそうですが、見事にこなせるあたり、流石プロと言ったところでしょう。


■ディズニーキャラが多数カメオ出演

アラジンの特徴として、これまであまり見られなかった既存のディズニーキャラが、モブキャラとして場面のあちこちに登場していることです。

この傾向は後のディズニー作品では珍しくないものになるのですが、先駆けとなったのはこのアラジンからだと言われています。

ミッキーからピノキオ、そして前作の美女と野獣のキャラたちが登場するのも、ディズニーが歴史あるエンターテインメント系列の仲間入りを果たした証なのでしょう。




■おわりに

アラジンが米国で大ヒットした背景には、アメリカンドリームのセオリーに則った物語と異国情緒、そして主題歌の大ヒットという三拍子が揃ったからだと言われています。

アラジンのヒットで90年代の米国アニメの覇権はディズニーが手中に収めましたが、同時にアニメは儲かるという風潮が広まって多数のアニメ会社が設立されるようになり、2000年代の戦国時代に突入する布石となっていきます。
 

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