そんな不思議なことが?スペインで緑色をした子犬が誕生!



犬の種類はさまざまですが、多くの犬種はその毛皮の色に豊富なバリエーションを持っています。

しかし、なかには信じられないような色の子犬が生まれるケースも。

スペインで緑色をした子犬が生まれたというニュースです。




■『ハルク』と名付けられた緑色の子犬

(画像URL)
http://i.dailymail.co.uk/i/pix/2014/06/12/article-2656315-1EB0E66000000578-899_634x356.jpg

2014年6月、スペインのラグーナ・デ・ドゥ工口で、オスとメス合わせて2匹の緑色の子犬が誕生しました。

この二匹を生んだメス犬のオーナーは、親子で犬のブリーディングを営む女性、アイダ・ヴァレラド・モリナさん。

2匹の子犬は生まれた時には衰弱した状態で、残念ながらその後メスの子犬は死んでしまいましたが、オスの方は無事生命を保ち成長しているということです。

アイダさんはこれまで見たことのない緑色の子犬に驚き、地元の獣医のダニエル・ヴァルヴェルデさんに相談。

しかしヴァルヴェルデさんにとってもこのような子犬を見るのは初めてのことだったので、結局、マドリードの大学に研究を依頼しました。

大学での調査の結果、スペインでは過去にこのような緑色の子犬が生まれたという事例は報告されていないとのことで、なぜそうなったのか原因を断定することは今のところできないとしているそうです。

ちなみにアイダさんの父親はこの緑色のオスの子犬に、アメコミの緑色をした有名なヒーロー『超人ハルク』にあやかり、「ハルク」と命名したとか。






■実は世界的にいくつか実例が存在した

スペインでは過去、学術的には発見・報告されたことがないとされた緑色の子犬ですが、実は他の国では過去に同じような緑色の子犬が生まれたという記録がいくつか残っています。

イギリスでは2012年に緑色のラブラドールレトリバーが誕生、こちらの子犬も飼い主によって「ハルク」と名付けられました。

また2005年にはアメリカのカリフォルニア州でも緑色のゴールデンレトリーバーの子犬が誕生。ちなみに、その子犬は「ワサビ」と命名されたそうです。

確かに稀なケースではあるのですが、こうしていくつかの事例が確認されているということは、子犬が緑色になる明確な理由があるはずです。

実は、犬の胎盤にはビリベルジンと言うヘモグロビンに含まれる緑色の物質が含まれています。

人間でも痣(あざ)ができるとそれが青黒く見える場合がありますが、これは緑色のビリベルジンによるものです。

出産時に、ごく稀に羊水と胎盤の色素が混じりあい、緑色になった羊水によって子犬の体毛が薄く染まることがあります。緑色の子犬は、何らかの理由で体毛が色濃く緑色に染まったものと考えられるそうです。

あくまで一時的に染まってしまったものに過ぎないため、子犬は成長と共に色が落ちてごく普通の体毛色に戻るということです。




■おわりに

どうやら先天的な病気などとは違うようで安心しましたが、きれいな緑色が消えてしまうのはちょっと勿体無いような気もしますね。
 

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