当初は黒髪のボブだった?ふしぎの国のアリスの4つの秘密トリビア!



アリスは、「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」をハイブリットした「ふしぎの国のアリス」の主人公です。

プリンセスでもないのに、ディズニーの人形女性キャラでは他のプリンセスより上位にランクされる人気ぶりです。

そんな主人公のアリスの「ふしぎの国のアリス」を+α含めたトリビアを紹介しましょう。




■売れなかったアリス

「ふしぎの国のアリス」は、ウォルト・ディズニーが作りたくて仕方なかった作品と言われています。

構想は公開から20年も前に始まり、太平洋戦争による製作休止を経て、戦後の1951年に公開にこぎつけるという紆余曲折ぶりを辿っています。

しかし売れませんでした。

理由は、話が難解なのと、脇役が個性的過ぎて主役のアリスが目立たなかったためです。

前年のシンデレラの大ヒットで自信満々のディズニー氏のショックは凄まじく、戦時中でも途切れなかったアニメ映画の毎年の公開が、アリスの失敗で1年休止になったほどです。


■時代に救われたアリス

公開当時、ディズニーのアリスは観客と批評家から酷評され、黒歴史扱いでした。

アリスが再評価されたのは、実は公開から20年ほど経った70年代だと言われています。

世界中で実験的な作風のシュールな映画が持て囃され、その一環で「ふしぎの国のアリス」が再評価、リバイバル上映が世界各国で盛んに行われ、一躍人気者となったのです。

つまり、今日のアリス人気のきっかけは、70年代の若者たちの再評価であり、今のアリスのキャライメージが固まったのも、実は70年代の頃と言われています。




■アリスは黒髪ボブだった?

ディズニーのアリスのキャラ設定は、概ね原作の挿絵に準じているのですが、実は一歩間違えれば、アリスは今とは全く異なるデザインとなっていたかもしれません。

実はアリスのモデルとなった少女は、実際には金髪でなく黒髪のパッツンボブで、アリスのデザインも本来ならば黒髪ボブになる筈でした。

ところが挿絵を描く段階になって、モデルのヘアカラーとスタイルを採用しないことになり、アリスは真逆の金髪ロングヘアとなったそうです。


■ちびまる子ちゃん声のアリスが存在する!

今日のアリスは、金髪に青色ワンピースというディズニーのイメージが固まっていますが、実は80年代に日独合作で「不思議の国のアリス」のテレビシリーズが製作されたことがあり、その時のアリスの声はアニメ「ちびまる子ちゃん」のまる子役の声優が演じています。

ちなみに、この作品のアリスのデザインカラーは、ディズニー版とは真逆の赤色で統一されており、差し詰め、ディズニー版の2Pキャラのような感じになっています。

動画配信サイトで配信されてますので、興味がある方は視聴してみてください。




■おわりに

劇場公開から即不入り、20年のブランクを経ての再評価と、ディズニーのアリスも原作同様、大冒険をしてきたことになりますが、一番異なるのは夢オチでなく、現実の人々にきちんと評価され愛されているという、ハッピーエンドになっている点です。

ウォルト・ディズニーという一人の人物が心血を注いでアリスを生み出し、そのアリスをハッピーエンドに導いたのは、公開当時は生まれたばかりだった世界中の子供達だったというのは、何か運命というものを感じずにはいられません。
 

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