最先端すごい!バランスロボットの最先端映像
ロボット工学の進化と発展の速度には、目を見張るものがあります。多くの試作ロボットの姿をYouTubeで見ることが可能です。
今回は数多くの映像の中から、特に気になったものを紹介しましょう。
●自家発電で省エネ?
空気シリンダーの力を利用し、カンガルー特有のジャンプ走法を完璧に再現したカンガルー型ロボット『BionicKangaroo』
このロボットを開発したFesto社は、工場の自動化ソリューションを行う会社で、このロボットに使われているエアシリンダー等の技術は、工場の自動化ラインに導入されているものをベースとしています。
動物そっくりの構造と動きを模した動物型ロボットは決して珍しいものではありませんが、
この『BionicKangaroo』の持つ最大の特色は、ジャンプで生じる落下の衝撃を利用して発電を行う、省エネ構造を持っているという点でしょう。
機械の稼働によって生じる余剰エネルギーを電力に転換して利用することは、工場等のラインにおいても、省エネや環境問題対策として求められるところであり、プラントの自動化ソリューションと深い関わりがあると言えます。
●動きが人間そっくりの二足歩行ロボ
ボストン・ダイナミクス(Boston Dynamics)社と言えば、YouTubeにアップされた映像が”キモい”と話題になった4足歩行ロボット『BigDog』を始め、数々のロボット開発で知られる企業です。
2013年12月にGoogleによって買収されたことでも話題になりました。
そのBoston Dynamics社が現在開発を進めているのがこの二足歩行型ロボット『ATLAS』です。
『ATLAS』はDARPA(米国防総省国防高等研究事業局)のロボット開発プログラム「M3(Maximum Mobility and Manipulation)」の略称で、高い運動性とバランスを持つロボット開発を進めています。
人の姿に良く似たロボットが二本足で、人間でも足を取られて転びそうな悪路を歩いたり、片足で立っている状態で重りをぶつけられてもバランスを維持して倒れない様子を見ることができます。
Boston Dynamics社では現在、このATLASを電源ケーブル等繋がず、自律して稼働できるものにすべく、開発を進めているということです。
■おわりに
もう、こんなにスゴいロボットが普通に開発されてしまう時代になっているんですね。
ロボット技術はどこまで進歩していくのでしょうか?
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