意外に通用?自作切手を使った人の話



インターネットが普及し、ビジネスでもプライベートでもペーパーレス化の進む現代。

メッセージのやりとりにも、もっぱら電子メールが利用され、郵便物が使用されることも少なくなりました。

とある切手収集家が、『電子メールの普及に反抗の意を表するため』に自分で作った”俺切手”を使って手紙を郵送してみたそうです。

すると・・・




●切手の偽造や使用は罪になる?

日本の法律上では、切手は『金券』と規定されています。金券とは貨幣同様、それ自体に価値があると認められ流通する有価証券の一種です。

一般的に良く目にする有価証券としては、映画やコンサートの前売券やテレホンカード等があります。

これらは所有する本人が映画やコンサートを鑑賞したり、テレホンカードに表記される金額分の電話を使用する権利を保有することを示しており、貨幣に準じる形で流通される金券とは区別されています。

切手の偽造や使用に関する処罰は郵便法で規定されています。

偽造切手を偽造と知りながら使用すると、『偽造切手行使罪』『郵便料金を逃れる罪』『詐欺罪』に該当し、当然発覚すれば罪に問われることになります。




●自作切手で100通以上手紙を送ったら……?

イギリス在住の、自称『切手研究家』の男性、アンガス・マクドナーさんが、自作の切手で100通以上の手紙を発送したと発表して話題を呼んでいます。

偽造切手を使った手紙の送付先は世界中に及び、遠くはオーストラリアにまで及んでいるそうですが、その殆どは無事(?)送付されたようで、アンガスさんの手元に戻されたのはたった一通だったということです。

<アンガスさんが偽造した切手の一例>
偽造切手


アンガスさんは、電子メールの普及によって手紙や切手の文化が衰退していくことに危惧を抱き、その抗議の意思を表そうと、偽造切手の手紙を世界中に送ることを考えたのだそうです。

初めは多くの手紙が戻されるだろうと考えていましたが、その意に反して戻ってくる手紙がほとんどなかったため、切手のデザインはだんだんバカバカしいものに変わっていったということです。

イギリスで郵便事業を行っている民間企業、ロイヤル・メールは、偽造切手の使用は犯罪であるとして、アンガスさんを警告しているそうですが、アンガスさんはこのイタズラを止めるつもりは当分ない様子です。




■おわりに

しかし、100通以上も送って1通しか戻ってこないというのは、偽造切手を見落としている郵便局にも問題がありそうですね。

皆さんは決して真似しないでくださいね。

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