え?ウソ予告だらけ?劇場版クレヨンしんちゃんの4つの裏話とは



1993年以降、クレヨンしんちゃんは毎年1本、劇場版が公開されています。

大人も楽しめるコンテンツを目指しているため、TVアニメの日常とは異質の非日常を描いた作品が多くなっています。

そんな劇場版全体のトリビアをいくつか紹介しましょう。




■初期の予告編はウソ予告が多かった

クレヨンしんちゃんの劇場版は、他のテレビアニメの劇場版と違って、制作スケジュールが物凄くタイトであるため、初期の頃は脚本がなく、コンテからいきなり作ると言った、宮崎駿さんのようなやり方をしていたそうで、それは予告編では特に顕著だったと言われています。

特に、劇場版5作から12作目までは、担当した演出家の暴走により、本編と全く関係ないイメージが流されることもザラだったそうです。

ちなみに最近では、その辺りが解消され、以前のようなウソ予告ではなくなっています。


■初期は必ず、セクシャルマイノリティのキャラがいた

クレヨンしんちゃんの劇場版の初期である、第1作から第7作までには、必ずオネエやトランスジェンダー(女装癖)など、性的に少数者であるキャラクターが必ず登場していました。

これは、非日常を演出する上で、彼ら彼女たちがとても良いイロモノキャラとしての記号的に成り立つ存在だったからなのですが、ジェンダーの差別議論が高まった90年代の終わり頃になると、相応しくないと判断されて、以後このようなキャラは、あまり劇場版に登場しなくなります。




■劇場版にゲスト出演したタレントは、多くが落ちぶれている

クレヨンしんちゃんの劇場版は、第2作目にアナウンサーの小宮悦子さんが出演して以降、タレントがゲスト出演するのがお約束になっていますが、多くは大成せず没落しています。

例えば、7作目に出演した小林幸子さんは事務所の問題で紅白歌合戦を落選し、13作目に出演したギター侍こと波田陽区さんも、鳴かず飛ばずの状態です。

もっとも、元々タレント業は浮き沈みが激しく、しかもアニメのゲスト出演は、事務所のタイアップであることが多いので、自然と一発屋系が多くなりがちになるという指摘もあります。


■OP冒頭がクレイアニメなのは、「子供らしさ」という演出

劇場版は、第2作目から冒頭のクレジットタイトルバックにクレイアニメーションが挿入されるようになりまた。

なぜクレイアニメーションなのかについては諸説ありますが、クレヨンしんちゃんの「幼稚園児らしさ」を「粘土遊び」で表現した意味合いがあるのだそうです。

一方で、このクレイアニメーションに嫌悪感を覚える視聴者も少なくなく(一説では排泄物を連想するのだとか)、TVで劇場版が放送される際は、尺的な事情も加味して、クレイアニメーションがカットされることもあるそうです。




■おわりに

クレヨンしんちゃんの劇場版は、時にアクション大作や時に感動作など、年ごとに手を変え品を変えて、視聴者層を飽きさせない工夫がなされています。

その積み重ねが、20数作という歴史を生み出しており、日本のアニメの息の長さを伺い知ることが出来るかと思います。

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