ついに正体が判明?ビットコイン開発者『サトシ・ナカモト』とは



昨今、なにかとマスコミで騒がれている仮想通貨『ビットコイン(Bitcoin)』。

その概念の開発者とされる『サトシ・ナカモト』という人物は、これまで正体不明とされて来ましたが、その正体が判明したかもしれないというニュースが話題になっています。




●国家に影響されない自由な通貨、ビットコイン

現代の通貨制度は、中央銀行と呼ばれる国家等の金融機構の中心的な機関が管理し、通貨や紙幣といった銀行券を発行することで成立しています。

こうした金融機構を持たない、インターネット上で流通する自由な通貨として誕生したのが『ビットコイン(Bitcoin)』です。

ビットコインの通貨単位はBTC。紙幣や硬貨といった物理的実体を持つ通貨として発行されていない概念上の通貨のため、『仮想通貨』とか『デジタル通貨』などと呼ばれることもあります。

現実通貨(アメリカのドルや日本の円等)との取引も行われますが、金融機関を介さないため、手数料等の諸経費が発生しません。そのことから国際間での決済用として大きく普及することになりました。

当初はIT技術を持つ専門家等、ごく限られた小さなコミュニティでのみ流通していましたが、大手事業者が決済に採用するようになり、2013年のキプロス金融危機では『金』と並ぶ安定性を持つ通貨とされ、注目されました。

一方で、現実通貨との交換レートにおいては取引対象の通貨の状況に大きく左右されてその価値を乱高下させたり、マネーロンダリングの温床となっているという指摘もされていました。

2013年12月、中国の中央銀行が国内の金融機関に対してビットコインの取引を規制、このことがきっかけとなり、世界各国の中央銀行や金融当局がビットコインの取引に関する対策を検討しはじめ、結果的にその価値が急落するという事態が起こりました。

2014年2月には東京に拠点を置くビットコイン取引所であったマウントゴックス(Mt. Gox)がハッキングによる損失が原因で経営破たんし、不安定化していたビットコインの状況悪化に拍車をかけています。

中央銀行等の管理機関を持たないビットコインの先行きは極めて不透明化していると言わざるをえない状況です。




●『サトシ・ナカモト』はやはり日本人だった?

satoshi-nakamoto


良くも悪くも世界中の注目を集めているビットコインですが、このコインの概念とシステムの開発は、『サトシ・ナカモト』と言う一個人が行ったとされていますが、この『サトシ・ナカモト』という人物の詳細は一切知られておらず、その正体は謎とされてきました。

『サトシ・ナカモト』の正体についてはこれまでにも『日本人ハッカー説』『日本人大学教授説』、更にはネット経済をコントロールしようとする某国政府機関の人物説まで様々な仮説がありましたが、アメリカのNewsweek誌が、その正体を突き止めたと発表し、注目を集めています。

ビットコインについては、”開発に使われたコードの書き方が古い”、”発表されている論文の語彙や参考文献が古い”と言った特徴があり、開発者がある程度以上の年代であるという推測が以前から存在していました。

Newsweek誌はこの特徴に着目して調査を進めた結果、カリフォルニア州在住の人物、『ドリアン・プレンティス・サトシ・ナカモト(ドリアン・S・ナカモト)』氏に辿り着いたということです。

ドリアン・S・ナカモト氏は1949年に大分県、別府市で生まれ、10歳の時にアメリカに移住しました。

カリフォルニア州立理工大学を卒業した後、システムエンジニアとして複数の企業につとめ、2000年には連邦航空局で働いていましたが、911テロをきっかけに退職。その後の経歴は一切不明となっていますが、時期的にこの頃からビットコインの開発に着手したのではないかと考えられているということです。

Newsweek誌はドリアン・S・ナカモト氏との接触に成功し、ビットコインに関するインタビューを試みましたが、一切回答は得られなかったようです。

今のところ、『サトシ・ナカモト』=『ドリアン・S・ナカモト』であることを示す、確実な証拠たるものは存在していません。




■おわりに

世界を騒がせている仮想通貨『ビットコイン』の開発者……一体どんな人物なのでしょうね。

とても興味深いところですが、果たしてその正体が本当に判明するときは来るのでしょうか?

あわせて読みたい


【スポンサーリンク】