新劇場版で第6使徒のガギエルが登場しない理由とは?エヴァンゲリオンの「使徒」に焦点を当ててみた



ロボットアニメにとって倒すべき存在の敵。エヴァにとっては「使徒」がそれに該当します。

最もエヴァの場合は、敵の設定がロボットアニメより特撮モノの因っている側面が強いので、独自の設定が垣間見られます。

そんな「使徒」のトリビアを紹介しますね。




■管理の悪さで消滅した使徒「ガギエル」

使徒の強さは話数によって異なります。特に、主要キャラクターの初登場に対戦する使徒は、キャラを活躍させるために弱体化されました。

TV放送の第8話に登場した第6使徒の「ガギエル」もそんな不遇の使徒の1つです。

ガギエルは、作画の手間を省くため、特別な活躍や特殊能力を披露することなく、通常兵器で倒されるというかませっぷりでした。

「ガギエル」の不遇はまだ続きます。新劇場版が作られるの当たって、「ガギエル」の存在そのものが消去されたのです。

真相は、エヴァを作っていたアニメ会社の管理体制の悪さにあり、第8話の絵コンテが一切紛失しており、「ガギエル」を新たに描き起すことが不可能だったのです。結局、新劇場版では別の使徒が登場しました。

不幸中の幸いだったのは、「ガギエル」自体が置物ばりに動かない使徒だったので、ゲーム媒体での表現が可能で頻繁に登場出来たことでしょうか。




■敵の明確な存在意義を設定している使徒

アニメや特撮モノで良く突っ込まれる点として、どうして日本ばかり、しかも主人公の周辺に強大な敵が現れるのかという疑問があり、多くの作品は何となくこの疑問を放置して物語を進めているのが現状です。

しかしながら、エヴァの使徒においては珍しく、ネルフ地下にある第1使徒(実際はリリスでしたが)と融合して人類滅亡の引き金であるサードインパクトを引き起こすためという、存在意義と出現理由が明確に存在していました。

これはアニメ作品においてはとても画期的で評価するべき事柄です。

実は、監督の庵野秀明さんは特撮オタクでもあり、なぜゴジラなどの怪獣が日本ばかりを襲ってくるのか子供心にずっと疑問だったそうです。

そのため、自身が作るロボットアニメではその辺りの整合性が計られるよう気を遣って設定したのだそうです。

ちなみに、この点から考えると、エヴァたちの戦いは自国民保護の防衛戦であり、憲法9条には抵触しないのだそうです。




■おわりに

TVシリーズには、非常に個性的な使徒が登場しますが、それは玩具会社がスポンサーに参加しなかったです。

放送時のスポンサーは、角川書店とゲーム会社のセガ(現セガ・サミー)です。

もし玩具会社が介入していたら、使徒は全てロボットタイプだったかもしれませんね。

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