トリック作りに熱中しすぎて大騒ぎに?名探偵コナン制作の2つの面白トリビア



名探偵コナンは、毎回トリック手法を流用しつつも、その場面の設定は、いつもプロデューサーと文芸、そして脚本家が頭を悩ませて作り上げているそうです。

そんな生みの苦しみの過程で発生するトリビアを、いくつか取り上げてみました。




■トリック作りに熱中し過ぎた結果

名探偵コナンの最初のオリジナル回を作っていた頃、コナンを作っていた会社は、他にも有名な作品を多数平行して制作していました。当然、会議室が満杯になって使用できず、止む無くプロデューサーと担当する脚本家は、最寄りの喫茶店で打ち合わせをやっていたそうです。

ところが、話に登場するトリックを考えている内に話が白熱してしまい、犯罪用語がバンバン飛び交う状況になってしまったそうで、ふと気が付くと彼らの横に、喫茶店から通報を受けた警官が立っていたそうです。

2人はその後、交番に連行されて取り調べを受けたようで、このような出来事がコナンの初期の頃は頻繁にあったそうです。

このような話は決して珍しいことではなく、例えば有名な作品である「ゴジラ」でも、特撮を担当する監督と助手が都内の屋上から、ゴジラが街を火の海にする描写のロケハンをしていると、過激派と間違えられて警官に追い掛け回されたという逸話が存在します。

知名度が低い時には、コナンの制作陣も苦労していたようですね。




■トリックは全て単独で合理的に再現可能

コナンがTVアニメ化されるにあたって、原作者とアニメの制作側でトリックについての約束事が取り決められたそうです。

まず、劇中に登場するトリックは非常にややこしい手順であったとしても、全て現実に再現可能であるという事。そしてトリックは、必ず単独犯で必然性を以て行われるものでなければならないということになっています。

こうしないと、例えば超能力や魔法といった不可能犯罪が可能となってしまったり、複数の犯人による犯行や、偶然によるご都合主義のトリックがまかり通ることになるため、コナンの作品としての質が非常に悪くなるという、原作者の危機感があったためだと言われています。

実際、1話から最新話までのトリックは、全て1人で再現可能なのだそうです。

そうして現実的では、お隣の韓国では実際にコナンのトリックを使った殺人事件が発生してしまい、放送が長期に亘って中止になってしまったことがあるそうです。




■おわりに

コナンが放送を開始た頃、放送局やアニメ会社には、『犯罪を助長する』という旨のバッシングが盛んに送りつけられていたそうです。

それに対して製作側は『犯罪助長でなく犯罪抑止である』と理論武装して対抗したそうです。

現在でも創作と表現を巡っては一悶着があり、せめぎ合いが続いています。

あわせて読みたい


【スポンサーリンク】