斬鉄剣はこんにゃく以外にも切れない物がたくさんある?「ルパン三世セカンドシリーズ」の様々な小ネタ



再放送によって予想外の人気を博したルパン三世。こうして、ルパンの新たなTVシリーズであるセカンドシリーズが作られました。

全部で155話という長編シリーズとなった本作では、小ネタが飛び交う番外編が色々作られました。

今日にわたるルパンにイメージを決定づけた、テレビシリーズのトリビアをいくつかご紹介します。




■次元の帽子の秘密

ルパンの相棒である次元大介がいつも深々と帽子を被っていたのは作画省略のためでしたが、それがお話の中で一つのテーマになったことがあります。それはシリーズ終盤の152話で登場しました。

なんと、次元が凄腕のガンマンであるのは、帽子のツバで正確な狙いを正していたから・・・らしいのです。つまり、帽子がないと次元は正確な射撃ができなくなってしまうのです。

しかし一方、このシリーズの75話で帽子なしで普通にガンマンの腕を見せたことがあるので、おそらくこのネタは脚本家が勝手に作り、シリーズ構成がちゃんと整合性を図っていなかったのでしょう。


■斬鉄剣は切れないものがたくさん?

五エ門が所有し、物語のキーアイテムになったりなにかと有名な刀『斬鉄剣』。この斬鉄剣が唯一切れない物が『こんにゃく』であるというのが、今日バラエティで良く取り上げられます。しかしこれは正しいようで正しくありません。

この設定は61話で初めて登場しましたが、実はこんにゃく以外にも色々な物が斬れていません。

飛行機のシャッターや防弾ガラス、珍しいところでは吸血鬼が斬れなかったそうです。特に特殊合金は斬れにくいようで、劇場版やテレビスペシャルで、その後何度も刃こぼれしたり折れたりしています。

こんにゃくは誰でも目にする身近なアイテムと意外性のため、テレビでおかしく取り上げられてそれが定着してしまったのが原因のようですね。




■宮崎駿が仕掛けた大ドンデン返し

セカンドシリーズでは、145話と最終回である最終回155話を宮崎駿さんが担当しています。特に最終話では、宮崎さんはとんでもないラストを発動しようとしました。

それは、緑のジャケットを着たファーストシリーズのルパンを登場させて、今までのルパンは全て偽物であるかのような演出をさせようとしたのです。結局このアイディアはボツになり、それどころか宮崎さんが手掛けたルパンが余りにもデフォルメされていたために、テレビ局が受け取りを拒否する事態になっていたそうです。

結局、納品者が拝み倒して事なきを得たそうですが、それがなかったら宮崎版は幻となっていたことでしょう。




セカンドシリーズは大成功し、後に劇場版やテレビスペシャルに繋がって行きます。セカンドシリーズの成功が今日のルパンを作ったと言っても過言ではありません。

以後、ルパンはセカンドシリーズのイメージをフォーマットとして現在も制作され続けています。

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