アニメ制作の裏側(6)~キャスティングってどうやって決めるの?~



アニメの新番組のキャスティングが気になるという人は多いと思います。

大好きな声優さんが出てないかな?と探す人。

大好きな漫画がアニメ化になって、主人公を誰が演じるのか気になっている人。

イメージぴったり!と思う人も居れば、全然違う!と思う人も居たりするでしょう。

ところでそういうキャスティングって誰が決めるの?どうやって決めるの?って思っていませんか?

今回はキャスティングについて書きたいと思います。




■様々なキャスティング方法

一言でキャスティングと言っても、方法は様々です。

オーディションをする場合、テープオーディションをする場合、監督やスポンサーの意向による決め打ちの場合、声優事務所と提携している場合…などなど。

一番望ましいのはオーディションで決める事ですが、これには時間とお金が掛かります。

制作期間が短い・予算が無い、などの深夜アニメなどの場合は、テープオーディションが多いです。

特殊な例としては、原作者が主人公役を指名してくるとか、スポンサーが人気声優の〇〇さんを使いたいと指名してくるとか、監督が指名してくるとかですが、

特殊ではありますが、珍しいという程ではなく、意外とよくあるケースのようです。




■オーディションとテープオーディション

オーディションは、収録スタジオを借りて、そこに声優さんを呼んで、キャラを実際に演じてもらい、それを聞いて可否を決めるという物です。

テープオーディションは、声優さんのデモテープを聞いて、キャラのイメージに合った人を決めるという物です。

オーディションは主人公とメインキャラのみで行うようです。

各声優事務所から、キャラに合っていると思われる方を1~2人出してもらいます。

主人公であれば、10人~15人くらいの中から決めますが、事前にある程度テープで絞り込んで、5人くらいに来てもらって選ぶという場合も有るそうです。

オーディションの際には、5分くらいの尺にまとめた台本を用意していて、それを音響監督の演技指導の下で、読んで演じてもらいます。

オーディションの面白い所は、「番狂わせ」が起こる事です。

「このキャラのイメージって絶対〇〇さんだよね」って、みんなが一致しているような場合でも、実際にそのキャラを演じてもらうと「あれ?なんかおもっていたのと違う」という現象が起こります。

逆に全然イメージと違うと思っていた声優さんが、とてもピッタリという場合も有ります。

熱血キャラはこの人!などという固定観念がありがちですが、キャラクターにはそれぞれの個性があります。

「イメージ」だけでは決められないものなのです。

だからテープオーディションだけで決めた場合、本番で「あれ?なんか思っていたのと違うぞ?」という、上記に書いたオーディションのような現象が起こる場合があります。




ここには一例として書かせて頂きましたが、キャスティングの仕方はさまざまです。

制作会社や、製作委員会などによっては、別の決め方をする場合も有るようです。

こんな風に決めるんだな~、という事が少しでも分かって、興味を持ってもらえたらと思います。

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