IPアドレスがバレると住所特定されるという都市伝説は本当なのか。



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大手掲示板や、アダルトサイトなどで、自分のIPアドレスが漏えいし、顔が青ざめた経験はないだろうか。

IPアドレスが第三者にバレてしまうと、ハッカーにPCを攻撃され、住所特定され、ネットに自分の個人情報がばら撒かれる。

なんて噂を聞いたことがある方もいると思うが実際はどうだろうか。

実は、IPアドレスと接続ホストついて認知しておけば特段恐い情報ではない。




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最近はもっぱら見かけなくなったが一時期流行ったいわゆるワンクリック詐欺だ。

これに引っ掛かるとIPアドレスが漏えいし、閲覧者は、『住所が特定されたヤバい!』という危機感に煽られて、正常な判断能力が失われ振り込んでしまうと言う罠。

さて、IPアドレスがバレてしまうと本当に住所が特定されるのか。

またハッカーによってPCを攻撃されてしまうのか。


実はこれはYESともNOとも言えるのだ。

ネットで使われるIPアドレスとは通常、接続プロバイダから割り振られたグローバルIPアドレスの略で、すなわち、この時点で接続プロバイダがバレる。

例(OCN、So-net等)

また、IPアドレスの逆引きにより何処の接続プロバイダかという情報がバレる。

例(aichi、marunouchi 等)

さらに、接続ホストが大学だったりすれば大学名がバレる。

例(xxxx.xxxxx.ac.jp)

だがこれ以上の情報は、IPアドレスから抜き出すことは不可能で、個人を特定するまでには至らない。

つまりIPアドレスという数字だけでは個人特定は不可能なのだ。

もちろん、警察沙汰になりプロバイダや大学側がIPアドレスやログの開示を命じられれば別の話だが。




―何故IPアドレスがバレると住所がバレると言う都市伝説が流行ったのか

ではなぜ、IPアドレスがバレると住所がバレると言う都市伝説が一時期2000年代頃ネットで流行ったのか。

恐らくその頃には、ネットの社会も黎明期で、現在のような知識が豊富なユーザは少なかった。

その為ちょっとした個人情報が命取りになると言う危機感が今より強かったというのが考えられる。

ネットは恐いものだった。アングラサイトなんて見るだけでビクビクしていた。

ところが今はどうか、住所はおろかFacebookで自分の顔写真を平気でアップし、

Twitterで渋谷なう。六本木なう。豚組なう。・・・自分の今場所までつぶやく始末。

個人情報もあったものじゃない。

逆に言えばIPアドレスがバレたぐらいでは大したことは無かったのだ。

自分の居場所ですらバレてもよっぽど興味のないユーザでない限りそれは、有益な情報ではないのだ。




IPアドレス以上に個人を特定しやすい情報が流布している昨今、

それによる事件事故がおきるわけでもなく、今日も今日とて、居場所をひたすらつぶやく最近のネットユーザについて、

いちいちIPバレにビクビクしていた我々の不安はいったい何だったのかと思いたくもなる。

(秒刊SUNDAY:http://www.yukawanet.com/archives/4174127.html)



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