シャーロットの主人公・乙坂有宇という人物



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シャーロット第7話は乙坂有宇の妹である歩未が自身の能力である「崩壊」が原因で亡くなるという衝撃的な始まりで幕開けとなりました。

葬儀を済ませたあとに有宇は歩美の遺影に向かって「まだ何も返せていない」と言いますが、何を返していないのでしょうか。

今回は気になった乙坂有宇という人物について考えてみました。




■乙坂有宇という人物は何者なのか

第1話では「自分ではなく他人を思ってみた」と自問自答する場面でスタートしますが、これは有宇自身も自分が分からないのではないかと考えられます。

それゆえに他人に乗り移ることで客観的に自分を見てみることで自分を把握しようとしているのでしょう。

特に物語序盤では他人から見られている自分を印象良くするために能力を悪用して秀才を演じており、他人からの視点をとても気にしている部分が見受けられます。


■自分を良く見せることで自我を保っている

学年で優秀な成績を修めることはもちろん、白柳弓を恋人のターゲットに選んだのも彼女が学年でナンバー1であるからです。

そういう学年でトップに立つことで自分自身を保っており、そうでなければ自身の自我を保つことができないのでしょう。

そういう点から、乙坂有宇という人物は「自我を喪失している」キャラクターであるということが窺えます。




■妹の死で有宇を支えていた土台が崩壊

有宇にとって妹の歩未はかけがえのない存在であると同時に、自身の自我を保つための最後の砦だったのでしょう。

歩未が有宇に対する尊敬の想いはこれまで数多く表されており、これが妹の死によって崩壊して自暴自棄となりました。

これまで自分を支えてくれた物が無くなり、そのため「これからどうすればいい」と奈緒にも投げかけたのでしょう。


■シャーロットは乙坂有宇が成長していく物語か

作者である麻枝准も「有宇が成長していく物語」であると言及しており、実際に第7話でも妹の死から立ち直ることに成功しました。

そして第8話でも友利奈緒のために行動するシーンが描かれています。

これまで奈緒に支持されるがまま行動してきた有宇が、初めて自発的に行動したシーンであり、大きく成長していることが窺えます。

もはやこの時点で、客観視点からの自分を気にしている様子は微塵も感じられません。




■おわりに

印象的な立ち上がりから始まったシャーロットですが、意外にも人物それぞれに対しても謎が多くあります。

友利奈緒のミステリアスな部分もそうですが、有宇自身にもそれがありました。

今後は、有宇の成長が大きく描かれていくでしょうから、そのあたりも楽しみになりそうです。
 

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