蟲師で知る、日本のまつろわぬ民『 サンガ 』という人々



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長く待たれていた蟲師が最アニメ化され、映画化も決定され、蟲師ファンは喜び勇んでいるのではないでしょうか?

「 蟲 」と呼ばれる人間とも動物とも違った、独自の理(コトワリ)をもつモノによって引き起こされる怪奇や解決する蟲師には、モデルとなった日本の忘れられた民がいたということはあまり知られていません。

今回は蟲師がもっと楽しくなる、実在したまつろわぬ民『 サンガ 』との共通点を語ります。




■ 『 サンガ 』ってどういう人?

日本にはかつて、定住することなく仕事を求め村から村へ移動していく一つの民族がいたとされています。

その民族が『 サンガ 』と呼ばれる人々で、一説には浮浪者や犯罪集団などだったという説もありますが、かつての朝廷に滅ぼされた民族が独自の文化を保つために、まつろわぬ民として生きていた人々がサンガだったとされています。




■ 『 蟲師 』は『 サンガ 』だった?

蟲師は実在しない人々ですが、その生活はサンガに似ていたと言われており。
劇内に登城する「 ワタリ 」と呼ばれる人のように、一つの場所に定住することなく、村から村へと生活の舞台を変えていく人々の姿は、実在したサンガの民によく似ていると言われています。

また、蟲師自体の正体不明な蟲への対処法の数々を行った術は、サンガの民が知っていたとされる彼らだの文化に似ているモノがあるんだとか。


蟲師の舞台となっている明治時代前後には、実際に戸籍を持たないサンガが多くいて、その数は1万人とも言われています。

さて、そんなサンガの行き方は、まさしくギンコのように村から村へと旅をして物を売る、ある意味行商のようなことをして生計を立てていたとされています。

その姿は、マンガやアニメで見るギンコの生活にそっくり。
もちろん広義の意味ではギンコのように、一つの場所に腰を下ろさず旅を続けていく人も、サンガと呼ばれていました。




■おわりに

不思議な雰囲気が見る人の心を惹きつけてやまない、あの蟲師にモデルがいるというのはちょっとびっくりですよね?

しかも、そのモデルとなった人々が、明治時代ごろまで実在していたというのですから、なんだかマンガやアニメの世界が地続きになっているような、妙な感覚を覚える人もいるのでは。

そういった視点から、蟲師を見るとまた違った面白さがあるかも知れませんので、改めて見返すときには、サンガのことも思い出してみてくださいね!
 

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