コレナニ?注目を集めているデジタル音源「ハイレゾ」!



ハイレゾリューションオーディオ、略して「ハイレゾ」と呼ばれる新しいデジタル音源が注目を集めてきています。




■CDにはない空気感と臨場感を持つハイレゾ音源

一般的なハイレゾ音源の定義としては、サンプリング周波数および量子化ビット数について、音楽用CDの場合の44.1kHz(キロヘルツ)および16bit(ビット)を超えていることが条件になります。

また、音源の解像度や情報量の1秒ごとの変化を図形で表現すると、原曲ではこれが波形の曲線となりますが、CD音源の場合は折れ線グラフを連想させる直線となるのに対して、ハイレゾ音源では原曲に近い波形の図形になるという特徴があります。

よくハイレゾ音源では、CD音源にはない空気感や臨場感があり、特にライブ演奏などを録音した物ではその違いが顕著になることが指摘されていますが、その大きな理由として、50kHzの音を録音できるかどうかということがあります。




■「聞く」ことはできないが「感じる」ことはできる50kHz

実は、人間は50kHzの音を聞くことができません。

本来、人間の耳が聞き取ることができる音の高さは約20kHzまでとされており、それならばその約2倍までの音が録音できるCD音源で十分音楽を楽しめるはずで、少なくとも「ハイレゾ音源の方が格段に音がいい」などという評価はでてこないはずです。

では、なぜCD音源よりもハイレゾ音源が高い評価を受けていることになるのでしょうか。

ハイレゾ音源自体は、一般社団法人日本オーディオ協会が定義を行ったことなどで2014年頃から一般にも知られるようになってきましたが、それよりも前に、筑波大学の大橋力博士の研究から生まれた「ハイパーソニック・エフェクト」という現象がこの謎を解く鍵とされています。

「ハイパーソニック・エフェクト」というのは、20kHzを超える音は、人間は耳で聞き取ることは出来なくても人間の脳に何らかの刺激を与えているというものであり、特に50kHzの音を聞いた人は血流量が増加することが実験で確かめられているそうです。




■おわりに

「ハイレゾ音源」を楽しむには、対応しているオーディオ機器が必要であり、最近は低価格機種もチラホラと出てきているようなので、今後の普及状況がどうなるかはメーカー次第と言えそうです。