あなたもそうかも?知っておくべき色覚異常の話!



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以前は、学校で行われていた色覚検査が2003年に廃止されたことで、就職時に思わぬトラブルが発生するケースが増えています。

これは色覚異常があっても、進学時には何の問題もありませんが、就職においては、一部の職種で色覚異常を理由に不採用とすることが認められているためです。




■色が見えているが、正常に認識できない

ここでいう色覚異常とは、色そのものは見えているものの、それを正常に区別できない状態のことをいい、いわゆる「色のセンスが悪い」などというのとは、全く別の問題です。

また、色覚異常がある人の場合、通常の視力には特に問題がないことも多いです。そもそも、人間の眼の網膜にはS錐体、M錐体、L錐体という3種類の錐体が存在しており、このうちの1つ、あるいは2つが異常な状態となることで、色覚異常が起こるとされています。




■2色覚と異常3色覚

色覚異常は、その症状により2色覚と異常3色覚に大きく分類されます。以前はこれらは「色盲」「色弱」と呼ばれていたものですが、差別用語にあたるとして2005年に眼科用語の改正が行われたことで、この名前がついています。

2色覚はさらに、赤色を認識できない「1型2色覚」、緑色を認識できない「2型2色覚」、青色を認識できない「3型2色覚」の3つに分類され、黒板で特定の色のチョークを使った文字が読めなかったり、左右で違う色の靴下をはいているのに、それに気がつかないなどといった日常の生活から異常がわかることもあるとされています。

それに対し、異常3色覚は夕暮れ時になると色の見分けがしづらくなるなど、特定の条件下で色覚異常が起こるとされているものであり、色覚異常の人の約6割がこれにあたるとのデータもあるそうです。また、2色覚とは異なり、全く色の識別ができないわけではないので、本人も周囲も気付かずにいることも多いようです。




■おわりに

学校での検査がなくなった現在、就職時に思わぬ進路変更を余儀なくされるケースも出ているので、気になる人は検査を受けることをおすすめします。
 

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