罠を使って狩りをする?まさかの生物に世界中が仰天!?



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多くの動物の中でも、「人間のように道具を使いこなすことのできるものは?」・・・そう問われると、大抵の人は知能の高いサルなどを連想するかもしれません。

しかし2013年12月、ある意外な動物が罠(道具)を使って巧妙に狩りをするという研究結果が発表され、注目されています。




■意外に多い、道具を使う動物

様々な道具を用途によって使いこなすのは人間だけの特徴のようにも思えるかもしれませんが、実は以外に多くの種類の動物たちが道具を利用することで知られています。


<チンパンジー>
特に有名なのはチンパンジーでしょう。石を使って硬い殻の木の実を割って食べたり、細い枝を使って蟻の巣からアリを釣って食べるといった行動が知られています。

また、チンパンジーはそれらの道具を選り好みしたり(より効率的に木の実を割れる平らな石を好む)、自分で改良したり(アリを釣る枝に生えている葉を取るなど)することもできます。


<鳥類>
意外にも道具を用いる種が多い動物に、鳥類を挙げることができます。

カラスが貝や木の実を割るのにコンクリートの路面を利用することが知られていますし、自動車のタイヤに木の実を轢かせて割るものもいます。

エジプトハゲワシは硬いダチョウの殻に石を当てて割る習性を持っていますし、ニューギニアのニワシドリのオスは、自分の巣を貝殻や花びらで飾り立ててメスへの求愛をします。


<クジラ>
ある種のクジラは集団で餌となる魚群を追い込み、泡を吐いて逃げ場を失わせ捕まえるという漁を行うことで知られています。

これも道具を使う動物の一例として上げることができるでしょう。




■集団で狩りもするワニ

動物学者のウラディミール・ディレット博士は、ワニが狩りに道具を利用しているという研究結果を論文にまとめ発表しました。

ワニが狩りに道具を利用する・・・ちょっと想像しにくいですよね?一体どんな道具をどのように用いているのでしょうか?

博士がその行動を確認したのはインドに生息するヌマワニと、アメリカアリゲーターの二種類のワニです。

彼らが用いるのは木の枝で、それを水面上に突き出した鼻の上に乗せて用いるのです。

罠の標的となるのは水辺に生息する鳥類です。鳥が水面に浮いている枝を巣の材料にしようと近づいたところを素早く襲いかかって捕食するのです。

実はワニのこうした行動は、水鳥の生息域に住むものの多くに見られるというのです。しかもワニがこのような行動を取るのは、鳥の繁殖期=巣を作る時期に限られているともいいます。

こうした条件から、ワニのこうした行動は偶然ではなく彼らが意図的に枝を罠として利用していることを示していると、博士は考えているということです。

また、論文にはワニたちが役割分担をして獲物を群れに追い込み集団で狩りをする習性についても書かれており、ワニの捕食行動を見直すきっかけとして注目を受けているということです。




■おわりに

ワニが罠を使ったり集団で狩りをするというのは、ちょっと意外な感じがしますよね?
 

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