人間よりはるかに小さいのに数百年生きる!?とっても長生きな生き物たちの話!



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2014年1月末、オーストラリアのアデレード動物園で飼育されていた一羽のフラミンゴが死んだことが発表されました。

そのフラミンゴの名前はグレーターと言い、83歳の世界最高齢のフラミンゴだったということです。

果たして生き物たちはどれくらい長く生きるものなのでしょうか?

今回は、生き物の寿命に関するお話です。




■犬や猫の平均寿命は15年?

生き物の寿命は当然、その種族や生息する環境等の条件に左右されるものですから、それこそ千差万別です。

<微小生物>
例えば人間の顔面に寄生することで知られるニキビダニ(顔ダニ)は、14日間生きたというケースが、確認されている最も長い寿命です。

微小生物には、寿命が数日~数十日程度に該当する種類が少なくありません。

クマムシという微小生物がいます。

乾燥させて仮死状態にすれば120年後でも蘇生することが出来、真空や75000気圧、放射線照射にも耐えることでも知られています。

しかし通常に生きた場合の平均寿命は意外に短く、6ヶ月しかありません。


<犬・猫>
人間にとって最も身近な動物である犬や猫はどうでしょうか?

30年ほど前までは、犬・猫ともにせいぜい10年弱が平均寿命とされてきましたが、近年ペットを飼育する環境が改善されていることも影響し、15~20年生きるものも珍しくなくなっています。

ちなみに犬の世界最高齢記録は、イギリスで飼育されていたラブラドールレトリバー『ベラ』の29歳193日、猫はスフィンクス猫の『グランパ』の持つ34歳2ヶ月と4時間です。


<鶴と亀>
『鶴は千年亀は万年』という喩えから長生きすると思われている鶴は、実際には飼育下で50年~80年、野生では30年程度生きるとされています。

ただ、鳥類は全般に長寿であることが多く、先に紹介したグレーターのように80年以上生きたフラミンゴや、今現在も生存中のミッドウェー環礁国立自然保護区に生息する64歳のアホウドリ『ウィズダム』などの例もあります。

亀になると100年以上生きたケースが少なくありません。

イギリスで最高齢と言われていたゾウガメのトーマスは130歳で死に、ガラパゴス諸島の絶滅したゾウガメ亜種の最後の生き残りであったとされる有名な『ロンサムジョージ』も約100年生きたとされています。(ただし、ゾウガメとしては中年程度の年齢だったとも言われています)




■”不死”や”寿命を持たない”生物も?

<200年以上生きた生物>
200年以上生きた生き物の記録も残っています。

ニシキゴイは平均寿命が30年以上と比較的長寿の魚ですが、岐阜県白川村で飼育され、1977年に死んだニシキゴイの「花子」は226歳まで生きたとされています。

鯉の鱗には木の年輪のように年齢と共に刻まれる文様があり、これを調べた結果年齢が判明したということですが、花子の年齢には異論も残されているようです。

2006年にアイスランド沖で引き上げられた200個のアイスランドガイが、気象変動を調査している研究者のサンプルとして凍結されました。

この時貝はすべて死亡しましたが、研究室に持ち帰って調査を行ったところこの中の1個が驚くことに507年間も生きていたことが判明しました。

後にこの二枚貝は、出生した頃中国を支配していた王朝にあやかり、『明(ミン)』と名付けられたということです。


<不老不死・寿命なし>
中には”不老不死”と呼ばれる生き物や、個体としての寿命を持たないものも存在するようです。

19世紀末期に地中海で発見されたベニクラゲというクラゲは、個体として成熟を遂げると若返り現象を起こして未成熟のポリプに戻るという特性があります。

このサイクルを繰り返すことでベニクラゲは非常に長寿を保ちます。

厳密には物理的損壊や病気によって死に至ることがありますので”不老不死”とは呼べませんが、生き物の生命サイクルを考えるには非常に重要なサンプルとなるかもしれません。

ゾウリムシのような単細胞生物は、接合(型の違う個体同士が一体となる)や自家生殖を行うことで個体としての寿命はありません。

ただし細胞には分裂できる回数の限界があり、接合や自家生殖を行わない場合、分裂回数に限界が来た個体は老衰死することになります。

また、ゾウリムシの生殖サイクルは時間経過とは関係なく環境状態に依るため、何年何ヶ月といった時間的な寿命を図ることもできないようです。




■おわりに

若返りを繰り返すクラゲや個体の寿命の存在しないゾウリムシまで・・・

生き物の寿命って奥が深いんですね。
 

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