「けいおん!!」にも使われていた!?これだけは押さえておきたい2つのアニメ演出技法!



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たかがアニメと思われそうですが、作品が作られていく上で様々な技法が取り入れられています。

今回は、そんなアニメの演出技法の中から知っておくと、作品の味方が変わる演出技法をご紹介します。




■ロトスコープ

実際に人が動いている映像を1コマずつトレースを繰り返すことで、よりリアルなアニメーションを作る演出技法が「ロトスコープ」になります。

最も古いものではディズニー映画「白雪姫」などが挙げられます。

「動きをトレースするだけならば簡単じゃん?!」と思われそうですが、アニメで再現したい動きを実際に誰かに行わせ、それをトレースするわけですから、製作時間は2倍以上になることが多くなります。

そのため、アニメの作中でロトスコープが使われるのはごく一部であることが多いようです。

一部だけをロトスコープするという常識を打ち破ったのが、アニメ「惡の華」です。

このアニメを見た時、多くの人が「なんか普通のアニメと違う…。リアル?」と思われたのではないでしょうか。

なんと「惡の華」は、全編にロトスコープが用いられている画期的な作品なのです!

主人公達の気持ち悪さもロトスコープにより、よりリアルになっているのが分かります。




■PAN(パン)

写したい人物や物を常に画面に映しこみ、カメラで追いかける手法が「PAN」になります。PANを取り入れることにより、スピード感のある映像を作ることができます。

といってもアニメはカメラを使って人物を撮影するわけではありませんので、PANをアニメの技法で取り入れる場合、

なんと、「アニメーターの脳内でカメラが動いている」と考え、カメラの動きを想像しながらキャラクターを描く必要があります。

聞いただけでも大変そうな作業ですよね。

PANが取り入れられたもっとも有名なアニメでは「けいおん!!」第2期のオープニングが挙げられます。

5人が演奏する姿をカメラがぐるりと移動しながら撮影するというようなカットで、PANという技法が取り入れられています。

あまりの作業の難しさから、そのカットだけで5人のアニメーターが協力したものの、複雑な作業に何度も挫折しかけたという逸話も残されています。

「けいおん!!」を見たことがない方はぜひチェックしてみてください!




■おわりに

アニメの技法を知れば知るほど、アニメがただの娯楽文化ではなく、芸術作品なのだということを知ることができますね!
 

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