ライトノベルが一般化してきていることを知っていますか?



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ライトノベルは、一部のコアなファンしか読まないと思われているでしょうか?

しかし、漫画を読む世代がどんどんと高年齢化しているのと同じように、ライトノベルもすこしずつ大人の間にも浸透しているのです。

そんなライトノベルの作者たちの中には、実は一般向けの小説を書き非常に有名になった人がたくさんいます。

今回はその中から二人、桜庭一樹と冲方丁を紹介します!




■桜庭一樹

桜庭一樹は、直木賞受賞作「私の男」が2014年夏に映画化されるなど、非常に著明な作家の一人です。

桜庭一樹は元々は、富士見ミステリー文庫というレーベルを中心にライトノベルを書いていました。

「GOSICK ーゴシックー」や「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」などは、その当時の作品です。

しかし、GOSICKは本格ミステリー、そして砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけないに至っては、ゆるふわ系の表紙からは想像もできないようなショッキングかつグロテスクな内容の作品で、それまでのライトノベルでは考えられないような作風でした。

その他、「推定少女」や「赤×ピンク」など、ライトノベルにおいては異色とも思えるような作品を送り出し続けた桜庭一樹は、ライトノベル界の裾野を広げ、一般とつなげた立役者の一人といえるのかもしれません。

ちなみに、桜庭一樹が別名義でゲームの原作や漫画の原作も書いているのは有名な話です。




■冲方丁

天地明察、と言えばおわかりでしょうか。

本屋大賞受賞後爆発的なヒットとなり、その後映画もヒットしたあの作品です。

江戸時代における和算や天体観測の世界をドラマチックに描いた「天地明察」は、2011年における話題作の一つでした。

さて、それらの作品を描いた冲方丁は、もともと角川スニーカー大賞を「黒い季節」で受賞し、デビューしています。

この頃から、重めの内容をSF的な世界観を中心として描き、多くのレーベルを行き来しながら数々の作品を生み出しました。

「マルドゥック・スクランブル」シリーズや「シュピーゲル」シリーズなどは、いまでもSFとして非常に高い評価を得ています。

その他、冲方丁はアニメの構成を担当したり、「冲方丁のライトノベルの書き方講座」を執筆するなど、一般の世界で活躍しつつもそうしたオタク界に積極的に関わっていく姿勢を見せています。




■おわりに

ライトノベルから一般に移籍した作家は他にもたくさんいます。

両方で書いている人もいますし、逆といえば最近では筒井康隆さんがライトノベルと公言して作品を出版し、非常に話題になりました。

一般とライトノベルのクロスオーバーはますます広がっていきそうです。
 

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