過剰に修正された?ディズニー映画「ノートルダムの鐘」の4つの秘密トリビア



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ノートルダムの鐘は、90年代のディズニー・ルネッサンスを支えたミュージカル路線の末期の作品です。

興行的には振るいませんでしたが、その完成度の高さから、今日では『隠れた名作』扱いを受けています。

そんなノートルダムの鐘のトリビアを紹介しましょう。




■世界で唯一、修正が入った日本版

この作品の原作は、有名なフランスの文豪、ヴィクトル・ユーゴーの「ノートルダムのせむし男」です。

ところがこの『せむし』という言葉は現在は放送禁止用語となっており、当然タイトルも「ノートルダムの鐘」に変更されました。

この変更修正は劇中のタイトル画面の英語表記にまで及んでおり、このような過剰な修正を行ったのは日本だけです。

ノートルダムの鐘は興行的に芳しくありませんでしたが、修正作業による余計な出費を出した日本では収益はもっと低かったことでしょう。


■主人公やヒロインより、悪役が人気

日本では、ノートルダムの鐘に関しては、主人公とヒロインの人気は余り高くありません。

東京ディズニーランドで開かれるショーやパレードでも、主人公やヒロインはあまり登場しないのです。

その代わりに登場する機会が多いのが悪役(ヴィラン)であり、何故か日本ではこちらの方が人気があります。

理由は、本作の悪役が珍しく自分が正義だと思って行動しているキャラだからだそうで、その振る舞いや信念にカリスマ性があるからだと言われています。




■やたら評価の高い日本語吹き替え版

自主規制によってタイトルを変更したり何かと曰くつきの日本版ですが、実はその評価は原語版であるアメリカバージョンより高いと評価されています。

それもその筈、日本語吹き替え版はミュージカル劇団の大御所である「劇団四季」が全面協力しているため、演技力や歌唱力がそれまでのディズニーの吹き替え版とは比べ物にならないほど質が高いものとなっているのです。

元々、劇団四季の方もディズニーのライオン・キングをミュージカルしたりと縁があったので、実現したと言われています。


■劇中音楽はショーでは引っ張りだこ

日本では知名度がいま一つ低いノートルダムの鐘ですが、実はディズニーランドのショーなどでは、ノートルダムの鐘の劇中音楽がひっきりなしにかかっています。

本作品の音楽はとても重厚であり悪役たちの登場場面にとても効果的なので、ショーなどでの悪役登場シーンには毎度のようにノートルダムの鐘の音楽がかけられているそうです。

今日、あなたがディズニーランドやディズニーシーで見たショーで、やたら格調高い音楽が流れていたら、それは恐らくノートルダムの鐘の劇中音楽でしょう。




■おわりに

ノートルダムの鐘と次作のヘラクレス以降、ディズニーのミュージカル路線は華々しさを失っていき、それと共に再びディズニーの人気は次第に下降していきます。

ちなみにこのノートルダムの鐘をプロデュースした人物は、その後「ドリームワークス」というアニメ会社を設立し、「シュレック」を生み出しています。
 

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