今暴かれる!ドラゴンボールの「パワーインフレ」の裏側!



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『ドラゴンボール』といえば超王道のバトルアニメですが、バトルアニメにはある宿命があります。

今回は、その宿命に抗い続けた鳥山明先生の苦悩を少しでも感じてみてください。




■「パワーインフレ」とは

『ドラゴンボール』のようなバトル中心の物語では、どんな作品でもぶつかる壁といえばそう、「パワーインフレ」です。

これは、主人公が強敵を倒すごとにまた新たな強敵を登場させなければ物語が続かないため、登場人物たちの戦闘能力が過剰なまでに上昇してしまう状態のことをいいます。

『ドラゴンボール』においてこの問題はとても顕著にあらわれており、序盤に死闘を繰り広げた強敵も終盤に登場するキャラクターからすればゴミクズ同然、なんてことになっていました。

また、作中で登場するスカウターという機械は相手の戦闘力を数値化して判別することができるというもので、鳥山先生自身も相当パワーインフレを意識していたことがわかります。




■鳥山先生の嘆き

まず最初に理解しておきたいのは、どんな作品も書き始めたときにはいつまで続くかはわからないということです。

そのことを鳥山先生以上に感じたことのある作家は存在しないかもしれません。

鳥山先生は、悟空が宇宙最強と謳われるフリーザを倒したところで「これ以上の強さを表現するのは無理だ」と弱音を吐いたそうなのだとか。

確かに悟空とフリーザの対決は鬼気迫るもので、その攻撃の威力は星ひとつを粉々にしてしまうほどのものでした。

しかしその後も人気の衰えを知らなかった『ドラゴンボール』は、延々と物語を繋いでいきます。

その過程で鳥山先生もとうとう諦めてしまったのか、大抵一度死んでも生き返って力を増して返ってくるという展開が目立つようになります。

今から考えると、これは鳥山先生にとっての小さな足掻きだったのではないかと思えてなりませんね。




■おわりに

鳥山先生の苦悩を感じていただけましたでしょうか。

人気ゆえの苦悩というのは、もしかすると不人気の苦しみよりもタチが悪いのかもしれません。

しかし、そんな苦悩の中でもひたすら一つの物語を書き続けた鳥山先生の根性には、ただただ頭が下がりますね。
 

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