かわいい?不思議?テルミンと猫が合体した楽器『Mew』とは?



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1919年にロシアで誕生した電子楽器、テルミン。楽器本体には手を触れず、装置の前で手を振ることで演奏するスタイルで有名ですね。

UFOの飛行音を想像させる不思議な音色は、一度は耳にしたことがある人も多いのではないかと思います。

このテルミンの原理と猫が合体した、不思議な楽器が誕生しました。

その名前は『Mew』。一体どんな楽器なのでしょうか?




■別の発明の副産物だったテルミン



テルミンはもともと、20世紀初頭にロシア政府の支援のもとで進められていた近接センサーの開発途上で生み出された副産物でした。

センサー開発の主任研究者であったレフ・テルミンは、その途上でテルミンの元となる現象を発見、母親の影響で音楽に造詣のあった彼は、その現象を利用した電子楽器テルミンを発明しました。

テルミンは二つの高周波発振回路を持ち、アンテナから発せられる高周波の干渉域で手を動かし、その静電容量の変化に伴って起こる発振周波数の変化を可聴域の音に変換して音を奏でる仕組みになっています。

テルミンは、ソ連の指導者であったレーニンの前でこの楽器を演奏、感銘を受けたレーニンは600台を発注、自らも演奏の手ほどきを受けたと言います。

その不安定感のある独特の音色は、恐怖映画やSF映画の効果音や音楽に多く用いられています。




■なぜ猫と合体させる?

(画像URL)

http://amassing2.sakura.ne.jp/image/jacket/large/2014b/36080.jpg

テルミンの音色が猫の鳴き声に似ている・・・と感じるのは人それぞれかもしれませんが、とにかく、このテルミンと猫の鳴き声を融合させたらどんな楽器になるのだろう、という発想から生まれたのが『Mew』です。

柔らかな毛皮が張られた不思議な見た目のこの楽器。人が接近するとゴロゴロと喉(?)を鳴らして誘います。

毛皮に触れるとそれに反応して猫の鳴き声のような音色を奏で、その音は毛皮のどこに手を置くかで変化します。

あまり強い力で押したりなでたりすると、『Mew』は演奏者を威嚇するような声を発します。

実際、どんな音色なのでしょうか?

以下のURLで『Mew』の演奏を聴くことができます。
Mew


・・・ちょっと猫っぽくないような気もしますが、現在は音色が調整されてより猫っぽい音になっているとか。

果たしてこの楽器、テルミンのように世界に普及することはあるのでしょうか?




■おわりに

猫の鳴き声で楽器を作るという発想が面白いですね。
 

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