2009年以降「火垂るの墓」が再放送されない3つの真実



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ジブリ映画の中でも戦争をテーマとした「火垂るの墓」は、夏に再放送される風物詩のような映画でした。

ところが最近「あれ?今年は火垂るの墓放送しないの?」と思われた方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「火垂るの墓」が再放送されない本当の理由をご紹介します。




■隔年から4年ぶりに再放送

「戦争の悲惨さ」を伝える映画として有名な「火垂るの墓」ですが、海外からの評価も高く、夏に見ると毎回深く考えさせられる作品です。

「戦争」に対する強いメッセージがこめられていることもあり、「火垂るの墓」は1989年と1990年に連続してテレビ放送された後は、2年に1度、8月の終戦の日前後に再放送されていました。

ところが2009年以降、2013年まで再放送が行なわれず、2014年の再放送の予定も未定になっています。


■理由1<商標問題>

「火垂るの墓」に欠かせない小道具として「サクマドロップス」が存在します。サクマドロップスは、戦前から存在したお菓子メーカー佐久間製菓の商品です。

ところが戦時中、砂糖の供給が不十分になってしまったため一度廃業してしまいます。

その後、元社長の三男が「サクマ製菓株式会社」を立ち上げ、元社員のいわゆる「番頭」の立場にあった人物が「佐久間製菓株式会社」を立ち上げました。

そのため、この2社の間で商標問題が発生してしまいます。この商標争いが原因で、アニメの再放送ができなくなったといわれています。




■理由2<政治的理由>

左寄りになってきたマスコミやテレビ局が、日本が明らかに戦争の「被害者」として描かれている「火垂るの墓」をよく思っていないという点も理由として挙げられます。

それだけでなく、日本の自衛隊の問題などで反戦ムードが高まって欲しくないという政治的意図も見え隠れするといわれています。

ここまで壮大な理由になってしまうと、都市伝説の色合いがより濃厚になってしまいますが・・・。


■理由3<視聴率の低下>

現実的な理由として「視聴率の低下」も挙げられます。

視聴率の推移を見てみると当初は

20.9% 1989/8/11
10.7% 1990/8/17
14.5% 1993/8/13

と10%を超える視聴率でしたが、近年では

7.7% 2007/9/21
9.4% 2009/8/14

と、視聴率が軒並み低下してしまっています。

反戦を訴える映画とはいっても、やはりテレビ番組です。視聴率の低下には逆らえなかったのかもしれません。




■おわりに

再放送されない理由は様々ですが、もう「何時再放送されるかな?」と待つよりも、DVDで毎年夏に見た方がいいかもしれませんね!
 

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