「ゴーイングメリー号」とその設計者「メリー」の謎について考察してみた



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TVアニメ「ワンピース」のファンであれば、ゴーイングメリー号に愛着のある人も多いでしょう。

さて、ワンピースファンならば、ゴーイングメリー号がどうやってルフィ達の船になったのかもよくご存知だと思います。

ちょっと忘れちゃったと言う方は、ぜひこの機会にもう一度1話から見直してみるのも良いでしょう。

なんで今更ゴーイングメリー号の話?と思う方もいるかもしれません。

「ワンピース」が新世界に突入し、いよいよクライマックスも間近か?というような盛り上がりの中、色々な伏線が回収されたり謎が解かれたりしてきています。

そんな中、ずーっと謎に思っている事があるのでちょっと検証したいと思います。




■メリーとクラハドール

メリーさんを覚えていますか?ウソップの故郷、シロップ村のお金持ちの屋敷に仕える執事です。

このお金持ちの屋敷には、お嬢様であるカヤが一人で住んでいました。

両親は1年前に病気で亡くなっており、実質この屋敷の主はカヤお嬢様ということになっていました。そしてこのカヤ初登場時に同じく初登場したのが、この屋敷の執事「クラハドール」でした。

クラハドールの正体は海賊のキャプテン・クロで、カヤの屋敷と財産を奪う為に執事として紛れ込んでいたのです。

この執事として登場したクラハドール。あれ?この屋敷の執事はメリーさんじゃないの?と思うのですが、メリーさんが本編に登場するのはクラハドール登場よりもずっと後です。その上、「執事」とは紹介されていません。

でもその様子からなんとなく執事っぽいし、3年しかいなかったクラハドールに対して、メリーさんは長年この屋敷に執事として仕えてきた風でした。

そうすると、メリーさんの方がクラハドールより偉い訳です。


■執事が二人?

そもそも執事って、1軒の屋敷に二人も居るものなのでしょうか?

英国執事の例で調べた所、1軒の屋敷に仕える執事の数は決められている訳ではないけれど、本来執事とは屋敷で働く使用人たちの頭で、主の補佐をしたり家政の取り回しを担当したりするものです。

普通の富豪や貴族の屋敷では、大体10人くらいの使用人と執事が1人というのが一般的だったようです。

ただし、桁違いの大富豪の屋敷では、100人の使用人と数名の執事を雇っていた所もあるようです。

カヤの家は、そんなに何人も執事を雇うような大富豪なのでしょうか?

さらに謎なのは、クラハドールがカヤの父に拾われてすぐに執事となっている事です。

執事はそう簡単になれるものではありません。様々な教養を身に付けなければいけません。ですから修行が必要です。

普通は、使用人からフットマン(執事補佐)になってから執事となるようです。

それにメリーよりクラハドールが偉そうなのが気になりました。偉そうな態度をクラハドールがとるのは彼の性質上仕方ないとしても、大先輩であるメリーがそれを窘めないのはなぜか?

二人の執事の関係も謎です。




■メリーさんとは一体何者なのか?

それにしてもやはり最大の謎はメリーさんです。

カヤの家にあった「ゴーイングメリー号」は、メリーさんの設計によるものでした。

原作の「0巻」にて、22年前にメリーがゴーイングメリー号の設計図を作っている所が描かれています。

そもそも、船の設計図って趣味で書けるものでしょうか?

船はとても特殊ですし家とも違います。素人が趣味で書けるものではありません。ならばメリーは、船の設計の勉強をしていたのではないかと思われます。

しかしメリーは船の設計技師ではなく、執事になった。

メリーが執事になった経緯も謎ですね。しかしメリーが設計した船はちゃんと建設されて、カヤの屋敷の所有となっています。

これは仮説ですが、カヤの父親が仕事の為に船が必要となり、設計者を探していた。そこでメリーの設計図を気に入って貰い、ゴーイングメリー号が作られることになった。

しかしこの時点でメリーがすでに執事だったのか、設計図が気に入られてカヤの父親に雇われたのか、どちらが先かは不明です。

ゴーイングメリー号は、もうなくなってしまいました。

ですから伏線でもなんでもなくなったので、今後メリーの事を取り上げられることはないと思います。

謎は解けないままですが、気になって仕方ありません。





■おわりに

ところでウソップは、最後にはカヤの元に戻るのでしょうか?

カヤと結婚できれば逆玉の輿ですよね。

その辺りもちょっと気になります。
 

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