他言語には翻訳し難い世界の単語!第三位にはあの関西弁が?



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世界に存在する言語の数は、諸説存在しますが一説には8000種以上に及ぶと言われています。

それらの言語には、それが発生し用いられている環境や歴史・文化によって生み出された固有の単語が存在し、それは他の言語には極めて翻訳しにくいものです。

イギリスの翻訳会社Today Translationが、1000人の言語学者を対象に行った調査を元に、『多言語に翻訳しにくい世界の単語』をまとめました。




■これって翻訳難しいと思わん? なあ?

調査の結果、世界で最も翻訳が難しい単語とされたのは、ツィルバ(Tshiluba)語の『イルンガ』という単語でした。

ツィルバ語は、アフリカ大陸、コンゴの南東部で使われている少数言語です。

『イルンガ』という単語の意味を日本語に強引に翻訳すると「一度目は許し、二度目は我慢するが、三度目は絶対に許さない人」になるそうです。

ことわざの「仏の顔も三度まで」に近いかもしれません。

二番目に翻訳が困難とされたのは、ドイツ語の方言とされるイディッシュ語の『シュリマツル(shlimazl)』。

日本語に翻訳すると「慢性的に不幸な人」という意味なんだそうです。

そして三番目に難しいとされた単語は『Naa』。

なんのことかと思いきや、実はこれ、日本の関西弁で用いられる「なあ」なんです。

これらの単語が翻訳しにくいとされた理由は、その言語が用いられている場所の歴史や地域性を把握していないと使うことが難しい、ということに依るそうです。

関西弁の「なあ」も、それを用いる状況によって、人への呼びかけや意味の強調、賛同の意を表すなど、複数の意味合いを持つことが、翻訳困難とされる根拠になっているということです。




■言葉で表現できないなら、絵にすればいいじゃない?

・・・と誰かが言ったかどうか分かりませんが、探してみたらありました。世界の難読単語をイラスト化したサイトです。

imgur


30個の翻訳が難しい世界の単語をイラスト化していますが、今回はその中でも興味を引くものを紹介しましょう。


<Utepils>

Utepils


『Utepils』はノルウェー語です。

意味は「アウトドアで太陽を浴びながらビールを飲むこと」。日本語にするとずい分と長くなりますね。


<Iktsuarpok>

Iktsuarpok


『Iktsuarpok』イヌイットの言語で「誰かを待つ不満感」を指す言葉ということです。待ちぼうけを食わされる不満感は世界共通ですよね。


<Tingo>

Tingo


「隣人から借りたまま返していないもので溢れかえる」を意味するイースター島の先住民族の言葉。

日本語で言うなら「借りパク」ということでしょうか?

上記の『翻訳が難しい単語ベスト3』のうち、『なあ』を除く二つの単語もイラスト化されています。


<ilunga(イルンガ)>

Ilunga



<shlimazl(シュリマツル)>

Shlimazl



『なあ』は残念ながらありませんが、他の日本語からいくつかの単語がイラスト化されています。


<Aware(哀れ)>

Aware


『ほろ苦い信念と並外れた美が褪せていくさま』と解説されていますが、大分違う気が・・・確かに外国人にどう説明すれば伝わるか、難しい単語ではあります。


<Tsundoku(積読)>

Tsundoku


他の言語にも、似たような言い回しはあると思うんですが、それとも積読するクセは日本人特有なんでしょうか?


<Bakku-shan(バックシャン)>

Bakku-shan


これは日本人でも、意味を知らない人も多いんじゃないでしょうか?

『バックシャン』とは、英語のBack(背中)とドイツ語のschon(美人)を合わせて作られた和製外国語で、背中から見ると美人ぽいのに、顔はブスな女性を指す言葉として用いられました。

現在では完全に死語になっていますね。


ちょっとピンとこないイラストもありますが、言葉では表現しにくい意味や概念をイラストで現してみようというのは、なかなか面白い試みだと思います。




■おわりに

そう言えばネットスラングも、ネットを使わない人には説明の難しい言葉が数多くありますよね。
 

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