よく見てみると面白い?『紅の豚』に隠された宮崎監督の遊び心



夏と言えば海。海と言えば、その上を赤い飛行機に乗って飛ぶ豚のお話ですよね。

そう、『紅の豚』です。

今回はその紅の豚の中で、よく見てみるとあっと気づく面白いシーンについて紹介していきたいと思います。




■GHIBLI

『Studio Ghibli』がスタジオジブリの英語名であることはご存知でしょうか。

実はこの名前、勘違いで「ジブリ」と読んでしまってそのまま名前が付けられましたが、正式な読み方は「ギブリ」なのです。

そのせいか、海外でスタジオ・ジブリというと「スタジオ・ギブリ」と発音する方がほとんどのようです。

そんなことはさておき、実はこの名前、紅の豚のあるシーンで堂々と登場しています。

飛行機を修理に出した主人公ポルコが、工場のオヤジと一緒に新しいエンジンのテストをするシーンです。

ひたすら出力をあげていき、最後には屋根まで吹き飛ばしてしまう面白い場面ですが、実はそこでテストされているエンジンの名前が「Ghibli」なのです。

さすがは大の飛行機好きで知られる宮崎監督ですね。




■「ホテルアドリアーノ」の名前の由来

美しい女性、ジーナのいる海上のホテルが「ホテル・アドリアーノ」です。

そんなジーナとポルコの間には、昔いろんなことがあったようですが・・・。さて、そんな二人の若い頃の回想シーンがあります。

若い少年と少女が飛行機に乗り込み、そして空を飛ぶ、ただそれだけの回想です。

そのときの飛行機の名前をよーく見てみてください。「Adriano」と書かれているはずです。

この時の二人がポルコとジーナで、そして今ジーナのいるホテルの名前が「アドリアーノ」だとすれば、なんだかいろいろと想像できてしまいますね。




■おわりに

紅の豚は、ジブリの長編アニメーション映画とされているものの中でも、93分とかなり短い作品です。

少し大人の気分を味わいたい夜やロマンを感じたい休日にでも、ちょっと空いた時間に、久しぶりに見返してはいかがでしょうか?