まさかの大どんでん返し!『レイアース』のラストについて考察してみた



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「魔法騎士レイアース」と書いて「マジックナイト・レイアース」と読む異世界ファンタジーを題材としてアニメをご存知ですか?

1994年から1年間放送されたこの作品は、「なかよし」に連載されたCLAMPによる同名コミックが原作です。

それまでの少女漫画には無い「美少女が異世界にトリップして、ロボットに乗って戦う」という斬新な設定からアニメになった事で、男女問わず幅広い人気を得た作品となりました。

そして、その結末にもびっくりさせられた方も多いでしょう。

当時は子供で良く分からなかった方もいるかと思いますが、20年も前の作品なので、見た事が無い方もいるでしょう。

そのびっくり結末について紹介しつつ、レイアースについて考察したいと思います。

結末を言うのはネタバレかもしれませんが、すでに終わっている昔の作品ですから、一緒にビックリしてください。




■びっくりの大どんでんがえし

「魔法騎士レイアース」の物語とは、ある日社会見学に来た中学生、獅堂光・龍咲海・鳳凰寺風の3人が、不思議な光と共に異世界へと飛ばされて、異世界『セフィーロ』を救う為に「魔法騎士」として戦うように定められるという話です。

『セフィーロ』には【柱】と呼ばれる世界の平和と秩序を支える姫・エメロードがいたのですが、何者かに攫われたため「魔法騎士」である三人に救い出してほしいと言うものです。

そこは剣と魔法のあるファンタジーの世界。

三人は慣れない異世界で懸命に頑張って、襲い来る敵と戦いながらも次第に魔法騎士としての力に目覚めていきます。

そして敵が、かつてエメロード姫の神官であったザガートだということが分かり、ザガートとの決戦へと向かいます。

強敵ザガートを必死の思いで倒し、ようやくエメロード姫を救い出して、自分達の世界へと帰れると思った三人。

ところが助け出すはずのエメロード姫は、愛するザガートを殺されたという復讐の思いで、光達に襲いかかってくるのです。

「え?どういうこと?」と思ったのは、光達だけではないでしょう。これまで観ていたファンも同じようにびっくりしたはずです。

そう・・・エメロード姫こそがラスボスだったのです。

物語の真実としてはこうです。

【柱】であるエメロード姫は、常に世界の秩序の為に祈りつづけなければならない。しかしエメロード姫はザガートを愛してしまい、ザガートの為にしか祈れなくなってしまった。

このままでは【柱】としての責務が果たせず、セフィーロを崩壊させてしまう。でも【柱】を辞めることは出来ない。かといって自殺する事も出来ない。

そこでエメロードの最終魔法で魔法騎士を召喚し、自分を殺して貰おうとしたのです。




■なぜそんなに厄介な事になったのか

この話としては、愛し合ってはいけない者同士の悲恋の物語です。

で、そんな恋愛のもつれに、まんまと巻き込まれたのが主人公たちで、とんだ災難です。

そもそもどーして話がこじれてしまったかと言うと、ザガートへの愛と、セフィーロへの愛との板挟みになったエメロードが、自決したいが為に魔法騎士を呼びました。

当然ザガートとしても、愛する姫を殺させたくないから邪魔をするのは必然だと思うのです。

なのでまずは、エメロードはザガートとよく話し合うべきでした。愛を取るか、使命を取るか。

もうひとつこじれた原因は、エメロードが自決するつもりで自ら水牢に入り、魔法騎士を呼んだという事実を知っていたクレフが、その真実を魔法騎士である光達に伝えずにザガートひとりを悪者にしてしまった所です。

まずはクレフが、エメロードとザガートと三人で話し合って「これからどーする?」とやっておけば、あんなに大騒動にはならなかったはずです。いや、むしろクレフがエメロード姫達を説得すべきでした。

もっと「そもそも論」を語るとすれば、美しい姫を【柱】にして、それを守る神官を美形で優秀で男盛りのザガートというイケメンにしてしまえば、二人の間でそういう感情になってもおかしくないとは誰も思わなかったのでしょうか?

やっぱり姫の側には、年寄りの側近か女性の護衛にしておくべきではなかったのでしょうか?

例えばクリフは、見かけは子供のようですが745才の爺さんなので彼が神官になるとか、アルシオーネのように優秀な女性魔道士もいるので彼女に神官をさせるとか、色々と方法はあったはずです。

恋愛のもつれで世界が滅びる・・・なんて、とんでもない話ですよね。

本当に迷惑だったのは、異世界に呼ばれて巻き込まれた光達なのは間違いありません。




■おわりに

主人公は女の子3人で姫を救い出すという女子率の高い作品でしたが、魔法騎士である光達がかっこいいと、女の子達からは大人気の作品でした。

まさかのラストには誰もが驚愕し、「恋に狂った女は怖い」と言う事を悟ったのではないでしょうか?

色んな意味でファンの心に残る名作です。
 

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