恐竜の生きた時代と恐竜絶滅の謎に迫ってみる!



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地球の歴史で見ると、長い時代を独占した恐竜は突如、地球上から姿を消したといわれています。

今回は、その地球で起きた大事件「恐竜絶滅の謎」に迫っていきます。




■恐竜の生きた時代

地質年代は「古生代」「中生代」「新生代」の三つに分けられ、今回の調査では「中生代」が中心となります。

中生代はさらに「三畳紀」「ジュラ紀」「白亜紀」に分けられます。

では、それぞれを詳しくみていきましょう。


■三畳紀

三畳紀にはほとんどの大陸が一つにまとまっており、「超大陸パンゲア」 と呼ばれていました。

そして、このような環境の中で恐竜は三畳紀後半(約2億3000年前)に出現します。


■ジュラ紀

ジュラ紀には恐竜が巨大化し、よく知られている首長竜や翼竜も繁栄していました。

また、ジュラ紀の後期には「超大陸パンゲア」は「ローラシア大陸」と「ゴンドワナ大陸」に分裂してしまいます。


■白亜紀

白亜紀には、恐竜はさらに多種多様な進化を遂げました。

また、裸子植物に代わって被子植物が広がり始めた時代でもあり、大陸はさらに分裂をしていくことになります。




■恐竜の姿

地質年代を理解して頂いたところで、次は恐竜の姿を想像していただきたいと思います。

恐竜図鑑などの書籍を見ていただくとお分かりになると思いますが、色は執筆された時代などにより異なっているようです。

カラフルな物から地味な色まで様々ですが、これは想像によるものがほとんどとのこと。

最近になって分かったことは、一部の恐竜には羽毛があったという事実です。これは、次々に証拠が出てきています。

しかし、羽毛の目的は「空を飛ぶ」ためでなく、あくまで「保温目的」だったようです。

また、化石に残された心臓から、それは鳥類や哺乳類に似ていることが明らかになってきています。

そのため、恐竜は冷血動物(変温動物)ではなく温血動物(恒温動物)であるという説が近年では有力です。


■恐竜絶滅の理由

恐竜絶滅の理由については、様々な研究家がその謎に挑戦してきたが未だに完璧な説は存在しておりません。

しかし、一般に受け入れられるほど説得力がある有力な説は存在します。それが「隕石衝突説」です。

では、次に謎の発端を紹介したいと思います。


■隕石衝突説

恐竜絶滅の謎は、6500万年前に恐竜が突如絶滅したことに始まります。

白亜紀と第三紀(新生代)の間には「K-T境界層」と呼ばれる境界が存在します。そしてこの境界層には、レアメタルであるイリジウムが含まれていたのです。

それは、地球上では火山などが起きた場合に地上に出てくる場合もありますが、他の隕石・小惑星がもたらす(地球に衝突する)場合が多い物質です。

しかも、この「K-T境界層」に含まれるイリジウムは、世界各地で濃度の差はあるが各地の地層に含まれているそうです。

そのため「隕石が地球に衝突した」という説が、有力だと考えられているのだそうです。

研究報告によると、これほどのイリジウムが世界各地に積もるには、少なくとも数回、十数年周期で衝突しなければならないと言われています。

また、それほどの影響を与えるには、隕石の大きさが直径10キロ以上必要であるとされています。

直径10キロ以上の隕石が衝突した場合には、直径100キロ以上・深さ20キロ以上のクレーターが形成されることになります。


■隕石衝突説の問題点

一見、隕石衝突説は非の打ち所の無い完璧な説だと感じます。しかし、問題も幾つか存在しています。

まず、偶然それほど近い周期で、地球に巨大な隕石が衝突する可能性が低いということ。

現在でも毎日小型の隕石は地球に衝突していますが、その大半は大気圏で燃え尽きてしまいます。

また、最近の研究で明らかになったのは、6500万年前に恐竜は絶滅したもののそれ以前から個体数が減少していたという事実です

さらには、隕石衝突説の条件となっていたのは「恐竜の体表はウロコ」という説が有力だった頃です。

しかし先ほど述べたとおり、恐竜(少なくとも幾つかのグループ)は羽毛(体毛)が生えていたということが分かっています。

そのため、「隕石衝突により起きた一時的(十年程度)の温度低下に耐えられたのではないか」という意見も聞こえるようになってきました。

また、恐竜は個体数を減らしながらも、歴史上数回起きた氷河期にも耐えています。

加えて、気温の低下が絶滅の直接的な原因ならば、爬虫類なども深刻なダメージを受けているはずです。

海洋についても同様で、気温の変化に弱い珊瑚は現在も残っていることから、何か別の原因だったのではないかとも言われています。




■おわりに

隕石衝突から起こる温度変化が原因で絶滅してしまったのか?

それとも、他の原因で絶滅してしまったのか?

その理由はまだ明確には解明されていないようです。
 

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