舞台裏がドス黒過ぎる!?世界名作劇場の4つの驚愕トリビア



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「世界名作劇場」とは、主に海外の文学作品を原作として制作された、恐らく日本で一番有名なアニメシリーズです。

しかしながら、シリーズを詳細に分析すると意外なトリビアが見えてきます。

ここでは名作劇場全般のトリビアを、定義やコンテンツとしての側面から紹介しましょう。




■歪んだ定義設定

世界名作劇場のシリーズで一番興味深いのは、シリーズ自体の定義づけが曖昧な点です。

商品や著作権の都合上、現在『世界名作劇場』のカテゴリ内と認定されているのは、実は放送枠内では7作目に該当する作品からです。

なんと、7作目以前の作品は海外の文学作品を題材としているにもかかわらず、『世界名作劇場』のカテゴリ内には認定されていないのです。

そのため、本来の意味で『世界名作劇場』を改めて認定するならば、放送枠内の第2作目からとするのが、ごく自然となります。


■ムーミンとハイジは名作ではない?

いびつな認定基準によって今日流通している『世界名作劇場』ですが、名作劇場枠内から外れた作品には、「ムーミン」と「アルプスの少女ハイジ」という有名作品も存在します。

なぜこの2つは外れてしまったのでしょう?

実は、現在『世界名作劇場』と銘打てるのは、著作権の関係上「日本アニメーション」というアニメ会社が制作した作品のみなのです。

ムーミンは「東京ムービー(現・トムス・エンタテインメント)」と「虫プロダクション」、ハイジは「ズイヨー映像(現・瑞鷹)」という別会社が制作したため、対象外となっているのです。




■漫画の神様の失敗から生まれた

『世界名作劇場』が生まれた経緯も、少々歪んでいます。

元々、漫画の神様と言われた手塚治虫さんのアニメ会社「虫プロダクション」が取得した放送枠内で、同氏原作の漫画「どろろ」がアニメ放送されことが始まりです。

ところが「どろろ」の視聴率は低迷、急遽、放送枠内維持のため「ムーミン」が作られました。つまり名作劇場の発端は『穴埋め』だったのです。

その後ムーミンは一悶着あってまた虫プロが制作したのですが、その虫プロは倒産してしまいます。

漫画の神様の失敗がなければ、『世界名作劇場』は生まれなかったのです。


■実は真っ黒!訴えられた世界名作劇場

表向きは非常に健全な作りの世界名作劇場ですが、舞台裏ではブラック企業並みのアコギさを見せています。

正確には作品そのものではなく、『世界名作劇場』を管理する「日本アニメーション」がやらかしたことなのですが、なんと名作劇場の二次使用で発生する声優のギャラを不払いしていたのです。

これにキレた300名ほどの声優たちが日本アニメーションを相手に集団訴訟を起こし、結果、日本アニメーションの全面敗訴となりました。

作品自体はホワイトですが、作り手側は真っ黒だったのです。




■おわりに

今日、世間一般に広く知られている「世界名作劇場」ですが、色々と複雑な経緯やアニメ史上に残るような事件の当事者でもあるのです。

陽気で明るく健全な作風の裏には、思いがけないドロドロとしたものがあったようですね。
 

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