本場スイスでは酷評!アルプスの少女ハイジの意外な4つのトリビア



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アルプスの少女ハイジは、世界名作劇場の前身となったアニメ作品です。

演出を高畑勲、設定と構成を宮崎駿、絵コンテを富野由悠季が手掛けるなど、実はスタッフの面子(メンツ)が凄いアニメでもあります。

そんなアルプスの少女ハイジのトリビアをご紹介しましょう。




■舞台のスイスではNG扱い

アルプスの少女ハイジは国際的に評価され、70年代に欧州に輸出されて今日まで盛んに再放送されています。

しかし原作の舞台のスイスではウケが悪く、マスコミにおいてはスイス放送協会がハイジの放送を頑として認めないという徹底ぶりです。

なぜ本場のスイスで嫌われるのでしょう?

それはロケハンまでして『スイスらしさ』に拘った余り、典型的なスイス描写に現地のスイス人が馬鹿にされたと感じてキレた、のが真相のようです。

日本で言うなら『フジヤマ』『スシ』『ゲイシャ』『ハラキリ』を強調されるアニメを見た感じなのでしょう。


■物語中盤、ハイジは鬱(うつ)病を患いノイローゼになる

現在ではバラエティなどで一部分しか取り上げられないので、アルプスの少女のハイジは常にアルプスを舞台にした爽やかアニメと思われがちですが、そうではありません。

物語の中盤、ハイジは諸事情からフランクフルトへ強制移住をさせられ、1年間の都会暮らしに馴染めず鬱病を患ってノイローゼになるのです。

結局アルプスに戻って回復するのですが、実はこの展開描写は、物語構成が平坦にならないためのテコ入れだったとされています。

これがあるからこそ、終盤の有名な『クララが立った』が活きるのだそうです。




■ヤマトを駆逐し、オタクを生みだしたハイジ

アルプスの少女ハイジ放送時の裏番組は「宇宙戦艦ヤマト」でしたが、ヤマトを製作した西崎義展さんは、実はハイジの製作会社の役員でもありました。

ヤマトを何が何でも作りたかった西崎さんは会社と対立し、別会社を作ってヤマトを完成させハイジにぶつけます。

ハイジVSヤマトはお家騒動だったのです。

結局、視聴率争いでヤマトはハイジに完敗しますが、その後の劇場版大ヒット→ガンダム登場の流れを作り、オタク層を生みだすことになります。

ハイジは皮肉にも、間接的にオタクを生みだす要因になったのです。


■企画時のハイジのヘアースタイルは、三つ編みのおさげ

アルプスの少女ハイジが企画された当時、少女のヘアースタイルは「おさげ」がブームであり、企画デザインの段階では主人公のハイジも、三つ編みのおさげヘアーだったそうです。

ところがスイスでのロケハンの際、現地の学芸員から「山小屋暮らしなのに、その手間のかかる髪型はあり得ない」と指摘され、あの実に野性味あふれる実用的なショートカットが採用されたのだそうです。

お陰で都会派代表のクララとの対比が良いコントラストになったわけで、学芸員のお手柄だったと言えます。




■おわりに

原作のハイジはキリスト教への懺悔が主題となっていて、アニメ化に於いて日本人には分かりにくいということでバッサリカットされています。

ところが意外な所でこの要素は残されています。

実は主人公のハイジの名前は略称で正式名称はアーデルハイド、欧州で有名な聖人に肖って名づけられている洗礼名なのです。

興味があれば、原作も併せて読んでみると意外なトリビアがさらに見つかるかもしれません。
 

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