ネロの死は歓迎されている?フランダースの犬の衝撃トリビア



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フランダースの犬は、現在正典とされる『世界名作劇場』の第1作目(放送枠内では7作目)であり、原作の舞台に視聴者が旅行に訪れる「聖地巡礼」の先駆けとなった作品で、「蛍の墓」と並ぶ鬱アニメの代表格でもあります。

そんなフランダースの犬のトリビアをいくつか紹介しましょう。




■ベルギーが舞台なのに、OP冒頭はオランダ

フランダースの犬のOPは鬱な本編とは真逆にとても明るくて、OP詐欺な感もありますが、タイトルバックでは何故か風車が登場しています。

風車はオランダのイメージなのですが、フランダースの犬の舞台はベルギーです。

実は当時の日本人の欧州イメージ=オランダの風車であり、制作サイドもそれに倣って風車を登場させたらしいのです。


■憎まれ役を演じた故に、数十年後バラエティで謝罪させられた声優

死亡エンドに主人公が追い込まれる原因の一つに、山小屋火事の冤罪があります。

この事件の真犯人はハンスという人物なのですが、ハンス役を演じた声優は数十年後、テレビ朝日のバラエティで本作が取り上げられた際にゲストとして連れてこられ、放送中に視聴者に対して土下座の謝罪させられるという、コント紛いの茶番をやらされています。


■主人公の死は、一部で歓迎されている

フランダースの犬は、2008年にパチンコ化されています。

中でも、主人公が死亡して昇天する場面は大当たりの演出となっているために、フランダースの犬のパチンコ台を打つ人たちは挙(こぞ)って、「ネロ(主人公)死ね!」と口々に叫んでいたそうです。

余りにも酷い扱いだと言われたかのか否か、以後、世界名作劇場はパチンコ化されていません。




■欧州ではとても評価が低い

フランダースの犬は、原作のベルギーを含めて欧州ではとても低い評価となっています。

原作がベルギーを含めた欧州全体の評判を落とすために書かれ、さらにアニメでは主人公の年齢を引き下げての虐待紛いな展開にした点は、特に批判されています。

ベルギーにはフランダースの犬の記念碑がありますが、日本企業が日本人観光客のために建てた物で、現地ではベンチ扱いとなっています。


■アニメのパトラッシュはキメラ犬

フランダースの犬のタイトルにもある犬(パトラッシュ)は、実は原作やアニメ共にこの世に実在する犬ではなく、完全創作された犬種です。

原作では犬についての外見的描写はありますが、色については表記されていません。

またアニメの犬は、監督によってセントバーナードな体型に日本犬の顔をプラスしたハイブリットだとされています。


■殺人事件を起こしたフランダースの犬

フランダースの犬は、現実でもバッドエンドの引き金となりました。

2008年にベルギーで発生した殺人事件。犯人は観光局員でフランダースの犬を観光資源にしようと数年をかけて資源化に尽力した功労者でした。

彼はアニメを通じて知り合った日本人女性と結婚しますが、不倫が原因で彼は妻を殺してしまうのです。

ネットでは「ヤン・コルデールの悲劇」として密かに伝えられています。




■おわりに

色々とキナ臭い原作を、悲劇的な名作にしてしまったフランダースの犬ですが、第1弾が強いインパクトをもっていたからこそ、シリーズ化が続いたのかもしれません。

事実、フランダースの犬は大ヒットして、今でも人気は衰えることがないのです。
 

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