8ヶ月間で77000本以上!?YouTubeにアップされ続ける謎の動画に迫る



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2013年9月頃から、YouTubeにアップされ続ける謎の動画が存在します。

“Webdriver Torso”というアカウントがアップし続ける謎の動画の数は、2014年5月18日の時点で既に77867本に及んでいます。

この謎の動画の意味は、一体何なのでしょうか?




■青と赤のブロックがランダムに表示されるだけの謎の動画

“Webdriver Torso”というアカウントがYouTubeに作成されたのは、2013年3月。それから6ヶ月後の9月から、突然謎の動画がアップされ始めました。

アップされる動画はそのほとんどが長さ11秒前後。白を背景に青と赤のブロックがおよそ1秒間隔でビープ音と共に切り替わりながら、ランダムで表示されるというものです。


<最初にアップされた動画>




動画画面左下には”aqua.flv – slide ****”という表記がありますが、それ以外の文字や音声による情報はなく、まったく意味不明です。

『.flv』はAdobe Flashで制作された動画ファイルに付く拡張子ことから、この動画がAdobe Flashで制作されたという推測が成り立ちますが、動画の内容を解釈するためのヒントになるとは考えられません。

最初にアップされた動画のタイトルは『aqua(水)』という意味を持つ単語ですが、以降はランダム生成したファイル名のようなタイトルでアップされており、ここからも、動画作成者の意味を読み取ることはできません。


■謎のアカウント”Webdriver Torso”

このまったく意味不明の動画は、その数も膨大なことから、何か特別な意図に基いてネットにアップされているのではないかと、海外でも関心を呼んでいます。

動画をアップしているアカウント”Webdriver Torso”は『ウェブドライバートルソー』と読むことが出来ます。

”Webdriver”で検索をかけると、Webブラウザを操作するために用いられるJavaライブラリ”selenium”がヒットします。海外ではこの”selenium”が謎の動画と関係があるのではないかと考え、開発者に直接コンタクトを取った人もいるそうです。

しかし、”selenium”の開発者は動画にまったく心当たりはないと証言し、動画との関係を一切否定しているとのことです。

一方の”Torso”とはイタリア語で『胴体』を意味し、日本では主に衣装を陳列するための、手足のない胴体だけのマネキン人形を指す言葉です。

”Webdriver”と”Torso”、二つの言葉にどのような関連性があるのかはまったく分かりません。




■現代版の”乱数放送”?

この謎の動画群の正体に関して、すでに幾つもの仮説が立てられていますが、もっとも有力視されているのが”乱数放送”説です。

乱数放送とは、一見しただけでは無意味な数列やアルファベットを並べた音声放送で、主に短波を用いて行われています。放送される乱数の暗号を解くためのコード表が別に存在しており、それを持っている者だけに放送の意味が理解できるという仕組みです。

東西冷戦時代に盛んに行われた放送で、その目的は敵国に侵入した工作員に指示を与えるためと考えられています。北朝鮮が日本の国内に潜入していた工作員に乱数放送で指示を与え、拉致を実行したことから有名になりました。

短波での乱数放送は、現在も北朝鮮が行っていると言われている他、ドラッグなどの密売組織が利用しているとされていますが、全盛期だった冷戦時代から比べると、ほとんど聞かれなくなっているのが実情です。

乱数放送が廃れた大きな理由として、ネットインフラの普及と整備が進んでいることが上げられるでしょう。

現地に潜入している工作員に、わざわざ不特定多数に受信されるラジオ放送を用いなくても、ネット経由で指示を出す方が合理的だからです。


■現在も新しい動画がアップされ続けている

この記事を製作している段階での、最新の動画がこちらになります。


<最新の動画>




動画は5/18現在も、約20分に1本のペースで新しいものがアップされ続けています。

増え続けるこの謎の動画。果たして何者が、何の目的を持って製作し、アップし続けているのか。その謎が判明することはあるのでしょうか……?




■おわりに

この動画の背後で、何か重大な事態が進行しているとしたら……そう考えるとぞっとします。
 

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