牛のおならで牛舎が大爆発!温暖化に影響を与えてるという説まで!?



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近年相次ぐ異常気象は温暖化現象の影響と言われています。

温暖化現象の原因となる温室効果ガス、その発生源はと言えば、化石燃料の燃焼によって生じるCO2をまず思い起こす方が多いと思いますが、実はもうひとつ懸念されているのが牛などの家畜が発するメタンガスです。

ドイツでは牛のげっぷとおならが原因で牛舎が爆発するという事故が起こりました。




■CO2の20倍~70倍の温室効果を持つメタンガス

メタンは和名が沼気(しょうき)という気体です。

その和名が示す通り、自然界では主に沼地や水田などに生息するメタン菌によって生成されることで知られています。

メタンはCO2の20~70倍にも及ぶとされる、強い温室効果を持つことで知られる物質です。大気中に存在している量はCO2よりも少ないですが、近年温暖化現象対策の観点から注目を集めています。

また、メタンはその強い発火性でも知られています。

昔の怪談にしばしば登場する火の玉は、沼地などで自然発生したメタンが何らかの原因で引火し、炎を発生させる様子が怪異現象として認識されたと考えられています。

メタンの発生源として沼地や水田に続いて排出量が多いのが、実は牛や羊、ヤギなどの反芻動物です。

これらの草食動物は草を食べる際に、一端胃に飲み込んだ草を口に戻して再度かみ砕き、それを再び飲み込んで消化するという行程を繰り返します。その際、胃の中のメタン菌による醗酵が起こり、メタンガスが発生するわけです。

牧畜を主要産業とする国々では、畜の発生させるメタンガスを規制しようとする動きが起きていますが、規制に対しては牧畜業者からの反対も根強く、深刻な問題になっているようです。




■牛90頭のげっぷとおならで……?

たかが動物の発生させるガスがどれほどの物だというのか……そう思えなくもないですが、次に紹介する映像を見れば納得せざるをえません。



牛のおならに見事に引火し、大きな火柱が発生しています。一頭のおならでコレほどですから、数が揃えば確かに大変なことになりそうです。

実際、ドイツでは牛舎が爆発事故を起こすという事例が起こっています。

事故が起こったのはドイツのヘッセン州、ラースドルフにある牧畜農家の牛舎です。この牛舎には90頭の牛がいましたが、その牛たちが発したおならやげっぷに含まれていたメタンガスが蓄積し、牛用のマッサージ器の漏電が原因で引火、爆発を起こしたと考えられます。

通常、このような事故を防止するため、牛舎には大型の換気扇が取り付けられていますが、この牛舎では何らかの理由で換気が悪い状態になっていたのでしょう。

牛舎は屋根が破損しましたが、幸い乳牛が一頭、軽いけがを負っただけで他は無事だったということです。




■おわりに

それにしても、牛のおならに火をつけるオッサンたちが楽しそうなのが印象的です。
 

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