映画やアニメに登場する謎の文字列の正体は?



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映画やアニメを観ていて、一見、何の意味もなさそうな文字列や数字に既視感(デジャブ)を覚えたことって、ありませんか?

この文字列、他の映画で見たことがあるぞ……?そう思ったあなたは、観察力の鋭い人かもしれません。

様々な映画やアニメに登場する、一見意味不明な文字列の秘密を紹介しましょう。




■THX1138

『THX』と聞いて、スターウォーズの監督として知られるジョージ・ルーカスが設立した映画のクオリティ管理会社の名前だと分かった方はかなりの映画マニアです。

では、この『THX』に4つの数字『1138』をつなげてみたらいかがでしょう? どこかで見覚え、あるいは聞き覚え、ありませんか?

実はこの『THX1138』、ジョージ・ルーカスの映画監督デビュー作品のタイトルなんです。

人間が番号で呼ばれて管理される社会を舞台に描かれたSF映画『THX1138』は、もともとルーカスが学生時代に制作した短編映画を見て、彼の才能を見出したフランシス・フォード・コッポラが資金提供し、セルフリメイクの形で長編映画として制作され、劇場公開されました。

結局『THX1138』は興行的には失敗に終わってしまいますが、ルーカスはこの作品に特別な思いを抱いており、タイトルの『THX1138』はその後ルーカスの作品に度々現れることになりました。

『アメリカン・グラフィティ』では自動車のナンバープレートにこの文字列が書かれていたり、『スターウォーズ』では登場人物のセリフや設定上の数値として『1138』という数字が使われています。

ルーカス作品のみならず、『THX1138』は日本のアニメ作品にも登場することで知られています。

1985年にテレビ放映されたロボットアニメ『超獣機神ダンクーガ』では、主役ロボット・ダンクーガの合体システムの名前として登場、

2008年からネットを中心に公開された『イヴの時間 Are you enjoying the time of EVE ?』でも、アンドロイド識別用のホログラムリングを無効化するシンボルとして『1138』という数字が用いられています。




■A113

ディズニーやピクサーの作品を中心にしばしば見かけられる文字列『A113』。

これはカリフォルニア芸術大学出身のアニメーターが仲間内で用いる一種のジョークとして知られています。

『A113』という文字列はカリフォルニア芸術大学の教室番号に由来します。

初めてこの文字列を作品に登場させたのは、『ミスター・インクレディブル』や『レミーのおいしいレストラン』で知られるアニメーション監督、ブラッド・バードです。

1986年のテレビ作品『世にも不思議なアメージング・ストーリー』の作中で自動車のナンバープレートに書かれていたのが最初でした。

『A113』をシンボルとして用いているアニメーターは多く、アメリカ製のテレビ番組や映画の多くに、この文字列を見つけることができます。

ブラッド・バード作品の『トイ・ストーリー3』にも登場する他、『ウォーリー』や『バグズ・ライフ』といったピクサー作品、

『アイアン・ジャイアント』や『ザ・シンプソンズ』といったアニメ作品、『スターウォーズ』の新3部作や『ミッション・インポッシブル』といった実写作品でも見つけることができます。




■おわりに

知らなくても映画を楽しむことはできるけど、知っていればもっと楽しい…。

こういう製作者の”お遊び”っていいですよね。
 

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