ありえない!スキンヘッドの男がブロンド女性のパスポートで出国



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海外旅行は楽しいものですが、面倒くさいのが出入国の際の審査。必要なこととは分かっていても、うんざりしてしまいますよね。

犯罪者の国外逃亡や危険人物の入国を防ぐ重要な職務ですが、時にはそのチェックがザルになってしまうこともあるようです。




●古代ローマ時代から存在したパスポート

パスポート(旅券)とは、政府等の公的機関が国外への渡航者の国籍と身分を証明するために交付する公文書のことです。

国家政府が渡航者の身分を証明することにより、渡航先の官憲にその保護を依頼する意味があります。

古代ローマにはすでに、現代のパスポートの元型とされる文書交付の制度が存在していました。

ローマ皇帝の名を持って旅行者の身分を証明し『この文書を持つ者を害する者はローマ皇帝に宣戦したものと見做す』という一文が書かれていたということです。

初期のパスポートはどこの国からでも、誰に対してでも発行できる、一時的な査証としての意味合いが強く、その有効期限も一回の渡航に限られるようなものが多かったようです。

現在のように、政府がその国の国籍を有する者にのみ発行できるパスポートの様式は、20世紀半ば以降に成立しました。

ちなみに、20世紀前半まではパスポートは1枚の書面として交付されておりました。

現在の冊子型のものは、英国で市販されたメモ帳型のパスポートケースを、英国政府がそのデザインを取り入れたことから普及したそうです。




●渡航先で初めて間違いに気づく。

パスポート間違い


イギリス人のニール・クラロー氏は、スペイン在住の友人の誕生日パーティに参加するため、バーミンガム空港からバルセロナのアリカンテ国際空港へ渡航しました。

目的地まで特に何のトラブルもなく、ニールさんは無事友人と再会することができました。

積もる話に花を咲かせるうちに、話は海外旅行のことに及び、互いのパスポートを見せ合うことに。

自分のパスポートを取り出したニールさんは、その時になって初めてとんでもない間違いに気づきました。

ニールさんが自分のパスポートと思い込んでいたのは、彼のガールフレンド、カレン・エリザベスさんのものだったのです。

もちろん、そのパスポートに添付された本人写真は、スキンヘッドのニールさんではなく、ブロンドヘアのカレンさんのもの。スキンヘッドのニールさんとは似ても似つかぬ写真です。

結局、ニールさんはカレンさんに自分のパスポートをスペインまで送ってくれるように依頼。

送料70ポンド(およそ12,000円)もかかりましたが、何とかパスポートを受け取ることが出来、問題をクリアすることができたそうです。

帰国したニールさんのもとに航空会社のスタッフが現れ、パスポートをスルーしてしまった事は保安上重大な問題なので、どの職員の過失だったか、顔を確認して欲しいと依頼したということです。




■おわりに

ぜんぜん違うパスポートで出国も入国もスルーされてしまうとは、何とも驚くというか、呆れた話です。

制度がどれほどしっかりしていても、その制度を運用する人間がボケていれば、とんだミスが発生してしまうものなんですね。

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