困ったワン!裁判に呼ばれた犬の話



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犬は人類最古の家畜とも言われています。

牧羊犬や盲導犬のように人間のために働く犬から、人の心を和ませる愛玩犬に至るまで、人間と犬との関係はもはや切っても切れれるものではありません。

しかし、どれほど人間に役立つ犬であろうと、まさか人間の裁判に参加することなどありない・・・普通、誰でもそう考えますよね。

ところが、そんな常識を覆すような出来事がありました。




●犬に証言させる?

フランスのトゥールで起きた殺人事件。

きっかけは些細なケンカだったようですが、収まりがつかなかったようで、最悪の結果に至ってしまいました。

被害者となった人物は犬を飼っていました。

殺人の現場に居合わせた目撃者はおらず、いわば、その飼い犬・・・9歳のラブラドールレトリバーだけが事件の唯一の”目撃者”であると考えられました。

犯人を有罪に追い込む決め手に欠いた検察は、苦慮の末にこの唯一の目撃者を出廷させ、証言台に立たせることに。

もちろん、犬は人間の言葉を話すことができませんので、その代わりとして行われたのは、被告人がバットを振り上げて犬を脅し、その反応を確かめるという実験でした。

一応、比較対象として被告人とは面識がなく、かつ証人ならぬ証犬(?)と同年齢のラブラドールレトリバーがもう一匹用意され、二匹の反応の違いも比較検討されたのですが、

両者とも被告人にさしたる反応を見せることはなく、結局『犬の証言』が犯人特定の重要な証拠として採用されることはなかったということです




●犬が陪審員?

フランスに証人として出廷した犬がいたかと思えば、一方アメリカでは、犬に陪審員として出廷するよう召喚状が届いたという珍事が起こりました。

裁判所に召喚されたのは、アメリカ・ニュージャージー州カンバーランドに住む、5歳のジャーマンシェパード「IVグリナー」君。

驚いた飼い主は、召喚状を受け取ってすぐに裁判所に間違いではないのかと問い合わせ、調査したら驚きの結果が判明しました。

「IVグリナー」君の飼い主の名前はバレット・グリナー4世さん。『4世』の表記は法的書類上では飼い犬と同じローマ数字の”IV”を使っているとの事。

どうやら、州の住人から陪審員候補を無作為で抽出するコンピュータが、グリナー4世さんの「IV」の字をファーストネームと誤って処理したために、犬の名前で召喚状が発行されてしまったのではないか、ということです。

それにしても『グリナーIV世』さんの飼っている犬の名前が『IVグリナー』では、間違いが起きても無理はないような気が・・・。




■おわりに

いくら裁判のためとは言え、バットで脅されたり、陪審員として出廷を求められたり。

犬にとっては迷惑な話ですよね。
 

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