アンパンマン幻の最終回!「アンパンマンととぶ木馬」を深堀りしてみた



お気に入り
Ameba
Mixi
Facebook


「アンパンマンととぶ木馬」は、1989年の9月11日に放送された、第48話のBパートです。

普段とは異なる話の展開ですが、それにはちゃんとした理由があります。

それでは、この話のトリビアを紹介しましょう。




■実は最終回だった

このお話は、本来最終回のために用意されたものだそうで、その経緯を踏まえて見直すと確かに最終回に相応しい話の内容となっています。

現在のアニメは1クールの12話構成のものが多いのですが、この当時は通常4クールの1年放送が当たり前だったので、この最終回は当初の予定通りだったのでしょう。

ちなみに、アニメの人気が予想外に良かったため、この話以降もアンパンマンのアニメは継続していくことになります。


■ばいきんまんが味方扱い

幻の最終回という事もあってか、従来とは異なるストーリーの展開がなされます。

まず、予想外のアクシデントでドキンちゃんがピンチになります。通常ならばいきんまんが自力で何とかするのですが、最終回なのでそうはいかず、止む無くアンパンマンの手を借りるのですが、そのアンパンマンもピンチに。

そこでばいきんまんはパン工場に走り、新しい顔を携えてアンパンマンを復活させ、ドキンちゃんを助け出します。

この流れは通常は味方ゲストキャラのパターンであり、ばいきんまんに適応するのは珍しいと言えます。




■ばいきんまんの孤独さが表現されている

本作の冒頭では、町の遊園地に登場したばいきんまんの姿を見た町の人々が、まるで怪獣を見たかのように驚いて蜘蛛の子を散らすように逃げ去ります。

それを受けてばいきんまんが、「ただメリーゴーランドで遊びたかっただけだ」と呟いて、今までの悪事をチョッピリ後悔するかのような描写があります。

このように、悪役の行動原理が孤独に因るものだったと、うっすらですが明かにされるのも最終回ならでは表現と言えるでしょう。

もっとも、アニメ継続が決まったお陰で、このようなおセンチばいきんまんは余り見られなくなります。


■ばいきんまんがアンパンマンの背中に乗る

上記のように味方扱いのばいきんまんですが、さらに最終回ならでは演出がなされています。なんとばいきんまんがアンパンマンの背中に乗って、ドキンちゃんの救出に向かうのです。

これは、自身のばいきんUFOが自損してしまい、止む無くのアンパンマンの手を借りたのですが、最終回に相応しい演出と言えるでしょう。

ちなみに、ばいきんまんも背中の羽で跳べはするのですが、航続距離がない上にスピードも遅いため、この判断はとても的確だったようです。




■おわりに

東日本大震災の際に震災でラジオで流す音楽が次々自粛される中、人々が求めたのが「アンパンマンのマーチ」だったそうです。

ロングランで愛されるアニメになったからこそ、人々の希望となったのでしょう。

最終回で終わらなかったからこその出来事ですね。

お気に入り
Ameba
Mixi
Facebook


あわせて読みたい


【スポンサーリンク】