ダースベイダーは三船敏郎?スターウォーズと黒澤明の意外な関係とは



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SF映画史上の金字塔とも言える、『スターウォーズ』シリーズ。2014年5月には、最新作エピソード7の撮影がクランクインする予定です。

『スターウォーズ』に大きな影響を与えた映画として、日本の黒澤明監督の作品があることは良く知られています。一体、黒澤作品からどのような影響を受けていたのでしょうか?




●ストーリーのベースは『隠し砦の三悪人』

シリーズの第1作目に当たる1977年公開の『スターウォーズ』(新版の『エピソードIV/新たなる希望』)は黒澤明監督作品『隠し砦の三悪人』から強い影響を受けています。

戦国時代を舞台に、ある国の姫君を守って活躍する主人公という『隠し砦』のストーリーの骨子は、そのまま『エピソードⅣ』の下敷きとなっていますし、ラストシーンが良く似ていることも有名です。

また、『隠し砦』の重要なキャラクターである雪姫はその活動的な性格付けや正義感など、スターウォーズシリーズのレイア姫と良く似ています。

更に、スターウォーズシリーズ全体の語り部的存在と言えるキャラクター、C-3POとその相棒、R2-D2。

この2体のドロイドのモデルとなったのは黒澤監督の映画『隠し砦の三悪人』の太平と又七という登場人物がモデルになっています。




●ジョージ・ルーカスのオファーを断った三船敏郎

『隠し砦』の主人公、真壁六郎太を演じた俳優、三船敏郎は、他にも黒澤作品の『用心棒』や『七人の侍』にも出演しており、アメリカでは”侍”の代名詞的な俳優として知られています。

アメリカのコンピュータゲームであり、ロールプレイングゲームの草分け的存在として知られる『ウィザードリィ』にも、”ミフネ”という侍が敵として登場する程です。

スターウォーズの監督、ジョージ・ルーカスは当初、シリーズの最重要人物のひとり、オビ=ワン・ケノービの配役として三船敏郎の起用を考えていました。しかし、三船はこのオファーを断り、代わりにオファーされたダースベイダー役も断っています。

ルーカスはダースベイダーのデザインに当たり、三船敏郎のイメージを重視したといいます。ダースベイダーのヘルメットが、日本の戦国武将の兜を元にデザインされたのも、侍=三船敏郎をイメージしたからと言えます。




■おわりに

ルーク・スカイウォーカーの師匠がアレック・ギネスではなく三船敏郎だったら、スターウォーズという作品の印象は大きく違うものになっていたかもしれませんね。
 

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