究極の掘り出し物!3000円で買った絵画が44億円に!



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蚤の市やフリーマーケットを覗くと、しばしば絵画や彫刻といったアート作品が出品されている様子を見かけることがあります。

大抵は有名作品のレプリカだったり、無名な作者の作品なので、二束三文で売られていることが多いのですが、もしかするとそれは、途轍もなく高価なものかもしれません。




●その価値、40億円以上!

発見されたのは、19世紀末から20世紀初頭にかけて活動したフランスのポール・ゴーギャンとピエール・ボナール、二人の画家の絵画、計二点です。

ポール・ゴーギャンは現代ではポスト印象派の巨匠として名高い人物です。

若い頃は株のトレーダーでしたが、株式相場の暴落に直面し、好きな絵画で生計を立てようと専業画家に転向、以降、理想の地を求めて幾度となく転居を繰り返しながら創作を続けましたが、晩年は西洋文明に絶望して南太平洋の島々を渡り、1903年、マルキーズ諸島で亡くなりました。

ピエール・ボナールはゴーギャンとは同時代のポスト印象派とモダンアートの中間に位置するとされる画家です。

日本の浮世絵の影響を強く受けた画風でも知られます。1893年に、後に結婚することになる女性と出会い、以後、彼の作品の殆どは彼女の姿を描いたものになります。

今回発見された2点の絵画の内の1つ、ゴーギャンの『テーブルの上の果実あるいは静物と子犬』は1889年の作品と言われ、現在の市場では時価で1000万ユーロ~3000万ユーロ(約14億~43億円)は行くであろうと想像されています。




●台所に飾られていたゴーギャン

今回発見された二点の絵画は1970年に当時の所有者のロンドンにあった家から盗み出され、その後行方不明となっていたものです。

盗難された直後、二枚の絵はフランスのパリからイタリアのナポリに向かう列車の中に置き忘れされていたところを発見され、遺失物としてイタリアの鉄道会社によって保管されていました。

5年後、鉄道会社は二点の絵画を遺失物オークションに出品、それらを落札したのは自動車メーカー、フィアットの工場に勤めていた作業員の男でした。その落札価格は当時の金額で45000リラ、現在のユーロに換算すると22ユーロ=3000円ほどでした。

絵画に詳しくない男性は2点の絵を自宅の台所に飾っていたということです。男性の息子が、自宅に飾られていた絵が絵画目録にあるゴーギャンの作品に似ていることに気づいて専門家に鑑定を依頼、結果ゴーギャンとボナールの真作であることが判明し、警察に押収されたということです。

二点の絵画がどうなるかわかりませんが、日本の法律の場合、盗難品とは知らずに入手したものについては押収を拒否することができるそうです。

盗難当時の持ち主は既に死亡しており、今後の絵画の行き先がどうなるか、注目されています。




■おわりに

絵のことは良くわかりませんが、こんな話を聞いてしまうと、ネットオークションやフリマを覗いてみたくなりますよね。

・・・え、そうそう掘り出し物なんかありませんか?
 

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