想像しただけで悟りが開ける?気の遠くなりそうな『数』の話



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私たちが日頃何気なく使っている『数』。

物の大きさや重さ、金銭のやりとり等、『数』がなければ生活することは不可能と言っても過言ではないでしょう。

そんな、私たちとは切っても切り離せない『数』についての、思わず気が遠くなりそうなお話です。




●漢字圏での数の最大単位は?

日本語を含む漢字文化圏での数字の最大単位は、と言えば『無量大数』というのが一般的に知られている答えですね。

これは数詞(数を表す言葉)で数を表す”命数法”で決められている数の最大単位で、十進法に当てはめて表記すると、10の68乗に当たります。

では、無量大数以上の数は存在しないのか、と言えば、実はそうではありません。

命数法における単位の中に恒河沙(こうがしゃ)、阿僧祇(あそうぎ)、那由多(なゆた)と言った単位がありますが、これらの単位は仏教の法典に由来するものです。

この、仏教の法典には無量大数以上の数を表す名前が記載されており、その最大単位は『不可説不可説転』(ふかせつふかせつてん)と言います。

十進法で記載するなら、実に10の37澗乗という途方もない大きさの数字になります。

『澗』というのは10の36乗に当たる単位ですから、数字表記するなら

『1000000000000000000000000000000000000』

これの37乗ということは、つまり……。

もはや想像することもできない、巨大な単位の数字だということしかわかりません。




●では、最も小さな数字の単位は?

最大があるなら当然最小もあります。

1以上の数字を”大数”と言い、対して1以下の数字を”小数”と言います。小数点の”小数”のことですね。

”小数”とは1よりも小さいですが、0ではなく、どれほど小さい小数でも、0以下の数字を示す負数(マイナス)ではありません。

小数は必ず0よりは大きいということになります。

小数の最小単位は『不可説不可説転』同様に、仏典に由来する用語で『涅槃寂静』と言います。

10の-24乗という、極めて小さな数を示す単位とされています。

ちなみに、『一瞬』の意味でしばしば用いられる『刹那(せつな)』という言葉も仏典に由来し、小数の単位としても使われています。

小数の『刹那』は10の-18乗とされ、『涅槃寂静』よりは大きい数字となっています。




■おわりに

なんだか、本当に話を聞いているだけで、気が遠くなりそうな話ですよね。

 

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