日本を代表する2つのアニメ作品が奇跡のコラボ!ショートアニメ『DORAEMON』
今や、アニメは世界に冠たる日本の文化として知られ、政府もアニメ文化の発展に力を入れるなど、日本の主要産業のひとつとしてのポジションを築いたといえるかもしれません。
そんな日本のアニメの中でも、誰もがそのタイトルを知っているような2つのアニメ作品が奇跡のコラボを果たしました。
●『ドラえもん』と『AKIRA』がコラボレーション!?
そのショートアニメのタイトルは『DORAEMON』。
なんと、30年にわたってテレビ放映されている国民的アニメ『ドラえもん』と、世界に”ジャパニメーションブーム”が巻き起こるきっかけとなった映画『AKIRA』が合体した作品なのです。
『ドラえもん』は漫画家の藤子・F・不二雄の代表作と言える作品です。1969年に雑誌連載が開始され、1996年まで連載が続きました。
1973年と1977年、二度にわたってテレビアニメ化され、二度目のアニメ化は2005年にスタッフを総入れ替えしつつ、30年以上にわたって現在も放送が続く、国民的テレビ番組のひとつになっています。
日本のみならず、東アジアを中心に世界でも放送され、人気を博しています。
『AKIRA』は漫画家の大友克洋が1982年から1990年にかけて雑誌連載した同名の原作を1988年にアニメ化したものです。
フランス語圏のコミック”バンド・デシネ”の代表的作家、メビウスの作風に影響を受けた原作を、作者自らが監督してアニメ化したこの作品は世界的にも高い評価を得て、その後の”ジャパニメーション”ブームのきっかけとなりました。
現在、ハリウッドで実写映画のプロジェクトが進行していることでも知られています。
果たして、このまったく毛色の違う2つのアニメ作品が、一体どうやってコラボレーションしたというのでしょうか?
●プロのアニメーターが作ったファンムービー『DORAEMON』
これが『ドラえもん』と『AKIRA』が合体したショートアニメ、『Doraemon at the 2020 Neo-Tokyo Olympic Games』です。
映画『AKIRA』のクライマックス、登場人物の一人が超能力の暴走で異形化していく場面を、ドラえもんのキャラに差し替えて見事に再現しています。
このショートアニメを制作したのは、スペイン出身のアニメーター、アレイクス・ピターチさんが個人制作したもの。
気になるのは、なぜこの2つのアニメを合体させようと考えたのか、ですが、その理由は、ムービー冒頭のテロップで語られています。
それによりますと……、
a=2020年の東京オリンピック招致委員がスペシャルアンバサダーとしてドラえもんを任命した
b=2020年のオリンピックが東京で開催されることが、大友克洋の漫画『AKIRA』で予言されていた。
a+b=とても作らずにはいられなかった。
・・・ということだそうです。
とにかくクオリティの高いこのムービー、YouTubeでも大きな話題になっているようです。
■おわりに
しかし、このムービーの内容からすると、タイトルは『DORAEMON』じゃなくて『SUNEO』になるのでは?
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