異色だらけ!クレヨンしんちゃん「嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」の4つのトリビア



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「嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」は、劇場版の10作目という記念作でありながら、従来の作風とは異なる異色作です。

それゆえ、特筆すべき点が多いのが特徴です。

そんな本作のトリビアを紹介します。




■作品史上唯一、明確な死亡描写がある

クレヨンしんちゃんは本来、ギャグアニメであるため、現実では死にそうな描写や状況であっても、登場キャラが死ぬことはありません。

悪役であっても、直接死亡するシーンは描写されず、生死扱い不明な描写となっています。

ところが本作では、ゲストキャラの一人が生き返ることなく、物語の終盤にハッキリと死んでしまう場面が登場します。

2014年現在、クレヨンしんちゃんの作品の中で死亡者が出たのは、TVアニメや劇場版を見ても本作品のみであるため、かなり特異な点と言えるでしょう。


■作品史上唯一、実写化されている

本作品は2009年に、「永遠の0」や「三丁目の夕日」で知られる山崎貴監督によって実写化されています。

しかしながら、野原しんのすけや一家は直接的には登場せず、作品のストーリーや設定をある程度踏襲した、いわゆるリメイク的な位置づけとなっています。

ですが、クレジットにははっきりと本作が原作と明記されており、本作の影響がいかに大きかったかを物語っていると言えるでしょう。

ちなみ本作の監督や演出家も、脚本協力という形で実写版に参加しています。




■作品史上唯一、サブタイトルが真面目に考えられていた

本作に関しては、監督を担当した人物が相当な想い入れで製作しており、その影響は時代考証やサブタイトルにも及んだそうです。

特にサブタイトルに関しては、監督自身が本作に登場するゲストキャラのあだ名を使いたいと熱望していたようですが、諸事情によりそれは見送られ、現行のサブタイトルに落ち着いたそうです。

ちなみに、歴代のクレヨンしんちゃんの劇場版のサブタイトルはおおむね適当に考えられているそうで、本作の場合は、かなり特殊な事例と言えるでしょう。


■声優、宮迫博之が発掘された作品

宮迫博之さんは本業はお笑いタレントですが、声の演技が上手く、初の悪のウルトラマンを演じるなど声優業も行っています。

彼は、お笑い業とは別の俳優業を1995年から行っていましたが、声の仕事は本作が初で、しかも上手いという評判が視聴者の間で認知されたのは本作品だと言われています。

本作品では、相方の蛍原さんと共に雑兵役という短い出演でしたが、好演だったという高評価を得ました。

その後、ディズニー映画の悪役やハリウッド映画の吹き替えも担当し、概ね辛口と言われるネットユーザーからも一定の評価を得るまでになっています。




■おわりに

本作品は、冒頭に述べたようにクレヨンしんちゃんとしては異色中の異色作であり、その影響はクレヨンしんちゃんは本来こうあるべきだと言う、視聴者たちの勘違いも出してしまい、慌てた制作側が従来のギャグ路線に戻したと言われているほどです。

もう一つの異色作、「オトナ帝国の逆襲」と並ぶ本作ですが、従来のしんちゃんではないことを頭の片隅に留めておくのが良いかもしれません。

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