デジモン1と2の主人公を比較することで見えてきたこととは?



お気に入り
Ameba
Mixi
Facebook


1999年に放送されたアニメ「デジモンアドベンチャー」と、その続編として放送された「デジモンアドベンチャー02」は、今も支持する根強いファンがいる人気アニメです。

作品の魅力のひとつとして、キャラクターの魅力があります。

この作品は、「選ばれし子供たち」という8人の子供たちが主人公です。

便宜上、「主人公」とされるキャラが1人いますが、作品の構成として、敢えて一人に絞る事を避けて8人の子供たちそれぞれが主人公のように描かれているのも、特徴の一つとも言えます。

しかしそこをあえて、2つの作品の「主人公」である2人のキャラを比較するとともに考察してみたいと思います。




■八神太一と本宮大輔

ファンの間で「01」「無印」と呼ばれている1作目の主人公が、八神太一です。そして「02」の主人公が、本宮大輔です。

二人の共通点は「勇気」。

八神太一は勇気の紋章を手に入れており、本宮大輔はそれを受け継いだ形になっています。しかしそれ以外では、二人はあまり似ているとは言えません。

性格面で言うと、太一は「単純で常に前向き」、大輔は「直球で熱血」と明らかに違います。ふたりの違いの圧倒的な所は、やはり「カリスマ性」ではないかと思います。

八神太一は、一見無鉄砲に見えますが、実際は周囲を良く見て人の意見を聞き、みんなをまとめるリーダー力があり、仲間からリーダーを任命されるほどのカリスマ性があります。大輔自身も、太一をとても尊敬しているくらいです。

この二人の性格の違いは、その家庭環境の違いかもしれません。

太一には妹がいて、「兄貴体質」な部分が強いようです。一方の大輔は、姉がいる為「弟体質」といえるようです。その為、仲間からリーダーとして頼られる太一に対して、仲間の京やタケルにからかわれることの多い大輔と明らかに立ち位置の違いがあります。

なぜ主人公の性格を、ここまで違う物にする必要があったのでしょうか?

もちろん2つの違う作品に、同じような主人公をもってくるのはおかしいかもしれませんが、「違いを付ける為」というだけの理由では無いのです。

大輔は、太一に比べると「未熟」「不完全」なように感じます。しかし大輔は、シリーズの主人公の中で、唯一パートナーデジモンを暗黒進化させなかった主人公でもあります。

カリスマ的リーダーの太一でさえ、アグモンをスカルグレイモンへ進化させてしまっています。しかしこれは太一がそれを克服し成長する為に必要な事でした。

暗黒進化させたことの無い大輔は、『悩みの無い真っ直ぐな性格』であり、それがデジモンカイザーだった賢ちゃんを「仲間に引き入れる事が出来る」という重要な役割に向いていたのではないかと思えるのです。




■アグモンとブイモン

パートナーデジモンは、パートナーに性格が似ているものと、正反対の物とが居ます。

太一のパートナー・アグモンと、大輔のパートナー・ブイモンは、両方共パートナーにそっくりな性格です。

アグモンは、行動主義で、常に真っ先に敵の前に飛び出し、仲間たちの盾になろうとします。

ブイモンは、単純で猪突猛進で仲間思いの性格です。

太一と大輔のそれぞれの成長が、パートナーデジモンを進化させ、『勇気の紋章』にふさわしい進化を遂げます。

唯一の二人の共通項である「勇気」が、デジモンという作品の「主人公」の象徴なのかもしれません。




こうして比べてみると面白いと思いませんか?

お気に入り
Ameba
Mixi
Facebook


あわせて読みたい


【スポンサーリンク】