叫びすぎた声優が喉をヤケド!?エヴァンゲリオン「碇シンジ」の4つのトリビア



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本作の主人公でである碇シンジは、社会現象となった当時、大人になることを拒む「アダルトチルドレン」の象徴として、メディアで盛んに取り上げられました。

そんな彼のトリビアをいくつか紹介しますね。




■実はロボットアニメのセオリーに則ったキャラ

よく碇シンジは、それまでのロボットアニメとは異質な設定の主人公であるかのような批評がありますが、これは間違っています。彼もロボットアニメの法則を忠実に踏襲しています。

例えば、それは一話でも具体例として場面に現れてきます。


第3使徒サキエルの襲撃。

<逃げ込んだ先で搭乗機に遭遇する>
ネルフ内のエヴァとの邂逅。

<身内が搭乗機の関係者>
父親は司令官。

<初戦闘で機体の性能で勝利する>
暴走で大勝利。

これらは、初の搭乗型ロボットアニメであった「マジンガーZ」や「機動戦士ガンダム」から続く、時代劇のようなお約束事のようなもので、この作品でも例外ではないのです。


■主人公の心情は当時の監督の心の叫び

庵野監督が漫画家である安野モヨコさんと結婚して、心の余裕が出来た時期のインタビューで答えていたことですが、エヴァを作っていた当時の庵野監督は極度の精神の不調を訴えており、物語終盤間際の主人公と同じ状態だったそうで、寂しくて仕方なかったのだそうです。

ある意味で、主人公の心の叫びは監督自身の心の叫びだったようで、TV放送を順に追っていくと、庵野監督の精神状態の変遷が見て取れるドキュメンタリーのようだと、そう評する評論家もいるそうです。




■顔のデザインは前作のヒロインの使い回し

エヴァのキャラクターデザインを担当し、同作品の漫画版も担当した貞本義行さんによれば、碇シンジの顔は、庵野監督が手がけた「ふしぎの海のナディア」のヒロインであるナディアの使い回しだそうです。

ナディアの顔からまつ毛を除去して、髪型を変えると碇シンジになるのだそうです。

この手法は漫画家では良く採り入れられる手法であり、例えば「ルパン三世」のルパン三世に、顎鬚をつけて帽子を深々と被せたキャラが、次元大介になるように、キャラの使い回しは基本のようです。


■中の人の苦悩

碇シンジの声を担当した声優は女性です。

当時庵野監督がハマっていたセーラームーンシリーズに出演していたのが縁で、彼女は碇シンジ役に起用されたそうです。

しかしながら、思春期特有の男性の心情を演じるのには苦労したそうで、特に伝説となっている自慰行為の場面では、父親を演じていた声優にレクチャーを仰ぐなど、苦悩に苦悩を重ねたそうです。

また、本作では叫び声が絶叫に近いものが多かったため、叫びに叫んだ彼女は、喉を火傷するというトンデモない事態に陥ったこともあるそうです。




■おわりに

碇シンジの登場によって、アニメ作品に於いて、内向的な主人公が一時期増えました。それはアニメ業界自体が一種の病みを患っていたからかもしれません。

しかしながら、業界内ではそれは甘えでしかなかったようで、結局は元に戻り、現在では不自然に熱血漢なキャラと驚くほどの無味無臭キャラの二極化が進んでいます。

ある意味で男性キャラの存在意義も問われている現在、碇シンジというキャラはある意味でパンドラの箱を開けてしまったのかもしれません。

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